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令和8年6月6日(土)、大分県教育センターにて、令和8年度の大分県STEAM教育推進事業のキックオフイベント「OITA DATA SCIENCE EXPO 2026」を開催しました。
県内高校生約150名が参加し、「データ×課題解決×創造力」をテーマに、午前の講演・ワークショップから午後の体験型プログラムまで、1日を通してAIの最先端に触れる特別な1日となりました。(主催:大分県教育委員会 企画運営:株式会社Barbara Pool/一般社団法人STEAM JAPAN)


午前のスタートはアイスブレイクワークショップ。
参加した高校生たちは、探究的な思考へのウォームアップを行いました。データサイエンスと実社会のつながりを学び、自分の「気になる」を、さらに深掘りしていく時間となりました。


データサイエンス・AI分野の専門家の本田崇人氏による講演では、「データサイエンスとAIの現在地」をテーマに、生成AI、 データサイエンスとは何か、これからの未来、人間にはどのような可能性があるのかをお話いただきました。参加した高校生も終始ワクワクしながら耳を傾けていました。

トークセッションでは、AIを作り出すエンジニアの視点、AIを表現するクリエイターの視点、そして教育の視点・・・それぞれの立場からAIによって社会や表現がどう変わるのかを語り合いました。参加者からもたくさんの質問があがり、インタラクティブな時間となりました。
<登壇者>
・ジューストー沙羅氏 (プロデューサー・株式会社Aww/OpenAI)
・本田 崇人氏 (株式会社メロン共同代表CTO・国立大学法人熊本大学非常勤講師・データサイエンティスト博士)
・井上 祐巳梨 (一般社団法人STEAM JAPAN 代表理事)


午後は、生徒が事前に選択した体験ワークショップへ。それぞれのコースで専門家とともに実践的な探究を体験しました。
Aコース:【宇宙で生きる技術と生命科学を体験しよう】
【講師:村谷 匡史氏 (筑波大学 医学医療系 教授)/サポート:「宇宙が映す生命」領域メンバーの皆様】
宇宙での生存技術をテーマに、健康管理・食糧生産など生命科学の基礎から、月・火星環境でのリソース配分ゲームやロボティクス技術まで体験。チームごとに宇宙について気になる領域を選び、それぞれに関する「課題」や「問い」の深化について様々なデータを持ち寄ってディスカッションを行いました。VRゴーグルを利用したISS見学体験も行い、終始宇宙への関心が止まらないワークとなりました。




Bコース:【アバターを用いて大分・地球の未来について考えよう!】
【講師:中元 康裕氏 (関西大学 総合情報学部 教授) サポート:関西大学院生】
多様な属性を持つ参加者が対等な立場で議論を深めるため、VRゴーグルとバーチャル空間を活用し「全員が同一のアバター姿」となる実験的なワークショップを実施。生身の対話で見られる緊張感や心理的ハードルが、アバター同士の対話では一変し、活発な意見交換が巻き起こる変化に、体験中の生徒自身からも驚きの声が上がりました。大分の未来を救うアイデアを自在に創出し、最後は課題に立ち向かう未来の人材像を、個性豊かなオリジナルアバターで表現しました。




・Cコース:【地域の未来にAIはどのように貢献できるか考えよう】
【講師:本田 崇人氏 (同上)】
大分が抱える社会課題を、データと「AIの思考プロセス」を組み合わせて読み解く実践型ワークショップ。 オープンデータから見出した抽象的な「問い」に対し、生成AIとの対話を通じて客観的なデータや多角的な視点を取り入れ、思考を具体化し本質的な「問い」へと深化させていくプロセスを実践しました。
ワークショップ内では、AI利用時におけるソースの確認や批判的思考の重要性についてのレクチャーも実施。データサイエンスを駆使した課題解決の手法を体系的に学びました。




Dコース:【AIを活用して未来の学校を提案しよう】
【講師:ジューストー沙羅氏 (同上)】
自分たちが抱える「問い」や「モヤモヤ」を起点に、生成AIでアイデアを可視化しながら「未来の学校」を提案するワークショップ。 AIとの対話からヒントを得て楽しみながらビジョンを広げる一方で、最終提案に向けては全員がデータを正確に捉え、根拠のあるアウトプットを導き出していました。
実際のビジネス現場で社会人が提案書を作成するプロセスを、「Question driven」を軸に実践しました。




最後のワークショップでは、1日を振り返り、参加者自身が学校や今後の活動に持ち帰るための「ヒント」や「問い」「探究テーマ」を整理。それらをお互いに発表しあうことで、それぞれの新しい問いやアイデアに刺激を受け合い、次の一歩への期待が膨らむ締めくくりの時間となりました。

OITA DATA SCIENCE EXPO 2026を皮切りに、令和8年度も大分県では、STEAM課題研究特別講座や各種プログラムが本格的にスタートします!この日生まれた「問い」が、どのように深まり形になっていくのか。大分県のSTEAM教育のさらなる歩みに、ぜひご注目ください。
最新情報は、大分県STEAM教育推進事業の公式サイトをご覧ください。
▷公式サイト:OITA STEAM PLAT FORM
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