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夏休みは、女子中高生を対象にしたSTEAM・探究のプログラムが多く開かれる時期です。企業のオフィスや研究所を訪ねるツアー、大学でのものづくりワークショップ、AIを使った開発プログラム、探究の成果を発表するコンテスト。主催者も形式もさまざまなかたちで、全国に広がっています。
その背景にあるのは、進路選択に残るジェンダーギャップです。日本のSTEM(科学・技術・工学・数学)分野の入学者に占める女性の割合は17.9%にとどまり、女性がおよそ3割を占める他の先進国と比べても低く、OECD加盟国のなかで最低水準にあります(OECDデータを元にした大和総研公式レポート集計より・2025年)。文理選択を控えた時期に理工系の現場や女性のロールモデルと出会う機会をつくる取り組みが、企業・大学・高専・自治体・NPOによって進められています。
そこでSTEAM JAPAN編集部は、「女子×STEAM×探究」の軸で、この夏から秋にかけてこれから参加できるプログラムを公開情報をもとに整理しました!(一部番外編も!)この夏、ぜひSTEAM・探究のタネに触れてみてはいかがでしょうか?
※募集状況・定員・実施内容は変更される場合があります。申込前に必ず各主催者の公式ページで最新情報を確認してください。

公益財団法人山田進太郎D&I財団の「Girls Meet STEM」は、中高生女子が企業・大学・高専を訪問し、STEM領域の女性ロールモデルと交流するツアー型プログラムです。2026年夏ツアーは232企業・38大学・8高専の合計278機関が参画し、全国189ツアーを実施。
8月26日にも、STEM DAYの開催があり、その他9月にも様々なイベントがあるようなので、是非チェックしてみてください。
【概要】
理工系女性コミュニティWom-techが9月6日(日)、東京都内で今年で3回目となる「STEM女子未来会議2026」を開催します。高校生枠はGirls Meet STEMのツアーとしても掲載され、応募締切は8月23日(日)となっています。
参加対象を「理系に興味のある女子高校生」「理工系女子大学生」「理工系で働く社会人」の3層に分け、それぞれ15名を募集。内閣府「STEM Girls Ambassadors(理工系女子応援大使)」を務める杉本雛乃さん(経済産業省)によるスペシャル講演、現役理工系女子大学生によるパネルディスカッション、参加者同士の交流会を行います。
【概要】
※抽選・先着の扱いは申込枠によって異なります。申込前に該当ページで確認してください。
中高生団体SAKURA Tempestaが、ボッシュと共同で8月23日(日)に女子中高生向けの無料ワークショップを開催します。キットを使ったロボット組み立て、SAKURA Tempestaによるロボットのデモンストレーション、ボッシュ本社の見学を行います。企画・広報・準備・当日運営はすべて中高生メンバーが担当します。内閣府男女共同参画局が推進する「理工チャレンジ(リコチャレ)」の一環として実施されます。
【概要】

NPO法人Waffleが2026年7月下旬から、女子・ノンバイナリーの中高生向けプログラム「Waffle AI Changemaker」を全国4都市で開催します。2022年度から4年間実施してきた「Waffle Camp」を刷新したものです。
地域の基幹産業をテーマに、参加者が課題を分析し、AIを活用してプロダクトを開発。AIに興味があり、長崎県や北海道などのエリアに近い方は要チェックかも?!
【概要】

玉川大学工学部が8月16日(日)、女子高生を対象にしたデジタルものづくりのワークショップを開催します。プログラミングが初めてでもつくれるミニゲームの制作を体験し、完成した作品はオリジナルUSBメモリに入れて持ち帰ります。工学部の女子大生に授業や進路について相談できる時間も設けられています。
同学部が展開する「ESTEAM教育」と、中核施設STREAM Hall 2019で実践される「STREAM Styleの教育」を体感する構成です。
【概要】

最後は番外編です。対象は男女となりますが、「まち全体が研究室になる」というユニークな切り口の小学生向けプログラムをご紹介します。
つくば市役所 政策イノベーション部 科学技術戦略課が、小学生向け科学体験プログラム「つくばまるごとLAB」を2026年8月から2027年2月にかけて全4回で展開します。
150を超える研究機関と2万3千人の研究者が集まるつくば市の、第一線の研究者と出会いながら、見て・触れて・驚く体験のなかから自分だけの「問い」を育てていくプログラムです。
【概要】
気になるプログラムは見つかったでしょうか。理系か文系かを決める前に、STEAMの現場で活躍する女性たちや、同じ興味を持つ仲間と出会えることは、これからの進路を考えるうえでも大きなヒントになるはず。参加のきっかけは、「なんだか面白そう」で十分。この夏の一歩が、新しい発見や「やってみたい」に出会う素敵な時間になりますように。ぜひいろんなプログラムに、気軽に参加してみてくださいね。