【STEAM JAPAN EXPERIENCE 】保護者編

2020.12.03│イベント情報

子どもたちがSTEAMアクティビティを体験している裏では、保護者の方々に向けて、STEAM教育に関する説明会を開催しました。STEAM教育の正しい定義や国内外の教育制度、STEAMアクティビティ実例を紹介するなど、STEAM教育に対して具体的なイメージを持ってもらう良い機会となりました。

「子育てには、なぜSTEAM教育が必要なのか?」というトピックでは、2020年以降の学習要項の変化を機に、どんなスキルが社会に求められるようになるのかを詳しく説明しました。次代に適応したスキルを育てるために家庭でできる実践方法として、海外の幼児教育に導入されているSTEAMアクティビティについて紹介しました。イギリス在住でSTEAM事業統括部を行っているメンバーから、実際の海外での事例について詳しくお話ししました。会場では、イギリスの教育関係者とオンラインで繋ぎ、現地のアクティビティ事例をリアルタイムで共有する場面もありました。

STEAM教育に関する講義を受けてもらった後で「子育ての生の現場の声を聞きたい!」という思いから、座談会を開催しました。そこで議論に上がったトピックの一部を公開します!


Q. どんな子どもに育ってほしいですか?

これからの時代は、本当に先行きが不透明。どんな課題が出ても、自分の力で考えて、解決できる人材になってほしい。

Q. 教育において、何を重要視されていますか?

子どもの自立性を育むこと。今後はモンテッソーリ教育を取り入れていきたいと思っている。

Q. 今後の子育て・教育に対しての不安はありますか?

今の知識詰め込み型の教育では、ダメだと理解しているが、実際に大学入試や受験などで求められるのは、まだ知識そのものを求めているものが多いと思う。STEAM教育のような教育モデルは大切だとは思うが、そういう教育を受けた人がm実際どんな道を歩むのかがわからない。そういうのが明確化されれば、STEAM教育を取り入れやすいと思う。

Q. STEAM教育に対するイメージを聞かせてください

STEAM教育は、まだ日本で取り入れられているのが本当にごく少数で、一部の教育への意識が高い層が行なっているイメージがあり、ハードルが高く見える。


多くの保護者の方々は、これからの時代は、自分たちが生きてきた時代よりも、将来の先行きが不透明であることに不安を感じているようです。自分の子どもには、そんな時代でも自分の力で、困難を乗り越えていける人材になって欲しいと望んでいます。保護者の皆さんは、具体的に何をしたらいいのかわからないという不安を抱えていました。

そんな時代下だからこそ、今回のSTEAM EXPERIENCEは、STEAM教育やSTEAMアクティビティが、子どもたちの個性やスキルを伸ばす一つの手段になると知ってもらう機会になったと思います。確かに、STEAMアクティビティで身につく能力は、目に見えてすぐに効果が出るものではないかもしれません。しかし、STEAMアクティビティは、これからの時代に必要になる、自分で問題を見つけて解決していく力をじっくりと養っていくものなのです。

このアクティビティを通して、保護者の方にも、STEAM教育を身近に感じていただければ幸いです。ちなみに、現時点で、STEAM JAPANでは、Webサイトの「実践!STEAM」でも紹介されている約50個のアクティビティカードを作成しています。ご家庭でもぜひ取り入れてみてください。