海外の幼児教育に導入されているSTEAMアクティビティとは?

STEAMアクティビティとは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(ものづくり)、Art(芸術)、Math(数学)、の5つの領域の中で行われる、レッスンとアクティビティの2本柱で構成されている教育方法です。つまり、ただ知識を吸収するだけでなく、実践的な取り組みを通して学ぶことのできる総合的な学習のことを指します。

STEAMアクティビティのメリットは以下の通りです。

1. 創造するプロセスを体験できる

STEAMアクティビティは、ただ知識を学ぶだけでなく、学んだことを応用することによって、問題解決をするということが求められます。

2. 仲間とのコラボレーションができる

チームワークをつくり上げるために、仲間と対話をすることが求められます。チームの中で、自分の長所を活かしたり、仲間に短所を補ってもらったりして、他者との関わり方について学ぶことができます。

3. 批判的思考を養うことができる

問題をさまざまな角度から分析することが求められます。問題の全体像を捉える必要がある一方で、細部まで論理的に矛盾がないかこだわる必要もあります。

4. 独創的な表現力が身につく

それぞれが、独自の方法で問題を解決し、アウトプットする機会が与えられます。子供は、試行錯誤を経験しながら、自分なりの方法を開拓していきます。

5. ハンズオンの経験が積める

STEAM教育は子供に実践的な学習体験の機会を与えます。何がどのようにどうやって機能するのか、その方法を発見するために様々な道具を使用しながら取り組みます。アウトプットが形になれば、この経験は子供達の自信につながります。