
特別審査員
久村春芳
(公益財団法人 日産財団 理事長)
昨年度の作品でも良い取り組みが増えていると感じましたが、今回も社会課題を的確にとらえたテーマ設定の面白さや、技術適用の視点の良い作品が多数見られました。
またプレゼン資料も、読む側の関心に沿った形でまとめられている作品が増えてきたと思います。
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審査委員長は、室伏広治氏!
今年もたくさんのご応募、ありがとうございました!
Gold
阪神大震災の出火原因の61%、東日本大震災では66%が電気火災だった。私たちはこの課題に挑み、みちびき衛星の災危通報を直接受信し危険な家電だけを自動遮断するスマートタップ「MICHIBIKI GUARDIAN TAP」を開発した。地上基地局が壊滅しても衛星から警報を受信でき、6軸IMUの揺れ検知と連動しコンセント単位で電源を制御する。従来の感震ブレーカーは全電源遮断で暗闇避難を強いるが、本製品は照明やWi-Fiを維持し危険な機器のみ止める。通信圏外の農地やビニールハウスにも警報が届き、防災と農業安全を両立させる。衛星技術で電気火災の二次災害を防ぎ、命を守る仕組みを実現した。
Silver
伝統的な染料植物「藍」から、科学的アプローチにより安定した「食用天然藍色素」を抽出する技術を開発しました。藍染め需要の低下に伴い増加する休耕田問題を解決するため、手間をかけずに栽培可能な藍を「食品」という巨大市場へ繋げます。 本技術で抽出した色素は、従来の天然色素(クチナシ等)では困難だった200℃の耐熱性や高いpH安定性を持ち、広範な食品加工を可能にします。高知県の休耕田を「価値を生む青の生産拠点」へと変え、偽物ではない「本物の藍の色」を食べるという新しい文化を提案し、日本の伝統と農業を次世代へ継承することを目指します。
伝統文化である藍の新たな可能性を科学的アプローチで切り拓き、休耕田問題と食品市場を結びつけた着眼点を評価しました。実用面での技術的裏付けがあり、実装への道筋が明確なこととに、何よりユニークなアイデアを実際に形にされたことが評価に繋がりました。
Silver
この研究は展示の規模の差を生み出している実物標本に頼らずに、都市部の博物館と同程度の教育を地方博物館で行うことを目指した。VR技術により再現された古環境と3Dプリンターを利用して作成したレプリカを活用した展示を作成し、鳥取県立博物館に展示した。教育効果を測るため、関連する既存の自然展示コーナーを来館者が能動的に観察するようになったかを事前調査と比較したところ、関連する既存の自然展示コーナーを見る割合が増加した。それに加えて新たに来館者間の対話や、学芸員への質問など能動的な行動が見られた。これらの結果はデジタル技術を活用することで地方博物館の教育効果向上につながったことを示唆する。
地方博物館の教育格差という見過ごされがちだがとても重要な課題に着目し、VRと3Dプリンターを活用した展示を実際に博物館で実施し、来館者の行動変容を定量的に検証している点を評価しました。
Bronze
我々は現在、福井県教育総合研究所で開催されている「宇宙AIロボット開発講座」に参加している。福井県の様々な学校が集い、自ら思案した小型ロボット「ローバー」を使って3つのミッションを達成し競い合うというものだ。そのためにPythonなどの言語を学んだり、3Dプリンターを使ったりして日々試行錯誤をしている。
「ローバー」とは地球外の天体(月や火星など)の表面を移動し、科学的な観測や探査を行うための探査車である。今回使用しているのは、これの小型のものである。
ゴミ問題という身近な社会課題を、宇宙に関わる先端的な技術で解決しようとしている点を評価しました。
Bronze
本プロジェクトは、農業の危機的状況を打破するため、BLE(Bluetooth Low Energy)を活用した低コストな測位技術と、生成系AI・自作AIを組み合わせたマルチモーダルAIを統合したDXソリューションです。GNSSに依存しない位置情報取得により、ハウス内等の作業員や作物のデジタル管理を安価に実現します .さらに、カメラ画像から作物の大きさ・糖度・酸度・病害虫を非破壊で推定する機能や、自動収穫ロボット技術を組み合わせることで、経験の浅い後継者でも最適な収穫判断を可能にし、アナログな作業文化の改善と労働力不足の解消を目指します .
農業に関する社会課題を真正面から捉え、それをDXの技術で改善する方策を提案し、プロトタイプで検証している点を評価しました。
Bronze
日本の介護現場では人手不足が深刻化する中、新人教育に多くの時間がかかり、ベテラン職員の負担が増大しています。私たちは20以上の介護施設へのヒアリングを通して、「ベテランの経験・知識が新人に共有されにくい」という課題に着目しました。codellでは、ARグラスとAIを活用し、入居者の顔を見るだけで個別のケア情報や注意点をリアルタイムに表示するシステム「KiDUKi」を開発しています。これにより新人職員でも適切なケアを行えるようにし、教育負担の軽減と介護サービスの質向上を目指します。
深刻な課題である介護問題に着目し、20以上の介護施設へのヒアリングから課題を特定、ARグラスとAIで解決するという一連のプロセスが実践的で印象的でした。現場の声を起点にした課題設定と、技術を手段として活用する姿勢を評価しました。
Bronze
私は「埋蔵文化財研究の危機」に挑みました。埋蔵文化財は文字のない時代を伝える唯一の記録であり知恵の宝庫です。しかし専門職員は7111人から5483人へ22%減少し年間約9000件の発掘負担は増す一方です。兵庫県立考古博物館と豊岡市立歴史博物館に取材し保管場所・後継者・コンテンツ不足の声を聞きました。この危機をAI×最新技術で解決するアプリ「アルケオ!~デジタル考古学テック~」を11ヶ月で開発しました。LiDARで収蔵品を3Dアーカイブ化し、AIが音声で自動解説、SNSで共有し新たな来館者を呼ぶ好循環を計7機能で実現しました。専門家の提案5件を反映し16名のテストで改善し日英で公開中です。
埋蔵文化財の専門職員減少という社会課題を丁寧に調査したうえで、AI等を活用したアプリを11ヶ月で開発・公開まで至っている実行力を評価しました。博物館への取材や専門家の提案を反映するなど、多くの関係者を巻き込んで進めている点も優れています。自身の興味関心と社会課題がクロスして、探究~アウトプットにつながっている点も印象的でした。
Bronze
本企画は、スマートフォンで部屋の写真を撮るだけで、潜在的な地震リスクを客観的に可視化するWebアプリの開発です。
一見安全に見える部屋の「隠れたリスク」を浮き彫りにするため、AIの画像認識に物理学的な視点を融合しました。具体的には、床の散乱物による避難の妨げを数値化する「避難障害指数」と、画像から家具寸法を推定して力学的に転倒判定を行う「家具転倒リスク」の2つの独自指標を用いています。
専門知識や寸法の面倒な手入力を不要にする手軽さと、物理モデルに基づく科学的な診断結果の提示により、家庭内のミクロな防災対策を支援し、個人の防災意識を効果的に向上させることを目的としています。
地震対策という日本における大きな社会課題に対して、身の回りの危険予知を身近なスマホアプリを用いて予測できる様にした点を評価しました。
Bronze
広角カメラの映像をAIが解析し、遠方の微小な鳥などをリアルタイムで検知して、瞬時に望遠カメラを向け自動追尾・撮影するシステムです。撮影後はAIが生物の種類を自動で分類・保存します。これにより、人が立ち入れない過酷な環境や悪天候下でも24時間365日の無人観測が可能になります。従来の定点カメラのような「点」の観測ではなく、移動経路や行動パターンを「線」で捉えることで、気候変動の影響調査や生態解明に必要なビッグデータを圧倒的な省力化とともに収集し、生物学や気象学の研究に貢献します。
気候変動という社会課題に面白い視点で取り組んでおり、適用する技術を良く練って、検証も行っている点を評価しました。
日産財団賞
日本の下水道管は総延長50万kmに及び、老朽化による陥没事故が年間2600件発生しています。しかし従事者はピーク時の4分の1以下に減少し、従来の遠隔操縦では1日200〜300mしか点検できません。「Pipe Eye」は、AIとLiDARで無人点検を実現する下水道管スクリーニングロボットです。Sony IMX500上のYOLO v11がひび割れや油脂をリアルタイムに検出し、2D LiDARの自律走行で操縦不要・1日1000mの点検を目指します。日水コン・NJSとMOU締結、豊田市上下水道局の実データで開発を進め、豊田高専ロボコン経験者5人が2ヶ月半でプロトタイプを完成させました。
日産財団賞を選考するにあたり、「モビリティとの関連」「社会課題か」「技術で解決しているか」「検証しているか」の視点で評価しました。 Kanro AIチームのPipe Eyeは、現在の日本が直面しているインフラの老朽化という課題に対し、モビリティで活用されるセンシング技術、AI技術等を駆使して取り組んでいること、ステップを踏みながら検証を続けていることなど、総合的に高く評価しました。
アイデア賞
本プロジェクトは、訪日外国人観光客が災害発生時に適切な行動を取れるよう支援することを目的とした取り組みである。アンケート調査や行政・専門家へのインタビューを通して課題を分析し、多言語対応の「防災手ぬぐい」を企画した。手ぬぐいに地震や津波発生時の行動指針、避難所情報を英語・中国語・韓国語およびピクトグラムで掲載し、平時は土産として、非常時には実用的な防災用品として活用できる仕組みを構築した。日本の伝統文化と防災を結び付け、安心して滞在できる社会の実現を目指す。
人口増加と気候変動により食糧生産が急務の乾燥地の途上国。しかし広大な砂漠は、微細で栄養分がないため、栽培には適さない。このままでは住み続けることができない地域なると考えた私たちは、まったく新しい方法で土壌の団粒化に成功。つまり土壌改良することで不毛の地が栽培できる土壌になることを明らかにした。これは今までにないアプローチで、将来は月の砂を固化するなど、さまざまな場面で応用できる可能性がある。
本プロジェクトは、ニワトリの習性を活かして除草と耕耘を行う移動式鶏舎「チキントラクター」を、地域のシェアリング・サービスとして展開する6年間の探究活動です。 自ら開発した「廃材利用の組み立て式構造」により、これまで個人の庭で行っていた循環型農業を、地域の公共スペースや空き地へと拡張しています。IoTによる自律型防獣システムや、CO2削減量の数値化を組み合わせ、「テクノロジーで里山の知恵を再定義する」循環型社会のプロトタイプを提案します。
私たちの活動は、介護現場の高齢者の活力不足や交流減少という課題に対し、「推し活」を活用した実践的取り組みです。事前調査で「推し」がない高齢者が多いことに気づき、生徒自らが「孫系アイドル(UOjewellery)」を結成して彼らの「推し」になることを考案しました。オリジナル体操の動画制作や手作りの応援グッズを用意し、介護施設を訪問しました。一緒に体操やゲームを行って交流することで、高齢者の笑顔を引き出し、会話のきっかけ作りや日常の活力向上に貢献できることを実証しました。
AIによる画像検出と人物判定を組み合わせ、人物の退出後に残った物を忘れ物として自動通知する監視システムを開発した。YOLOv8による高速な検出、ORB特徴量による安定した人物追跡、ChatGPTによる意味理解を用いた最終判断という構造により、高精度な忘れ物判定を実現した点が特徴である。これにより、忘れ物への気付きの遅れを防ぐことが期待できる。
拍手という行為は、僕たちが日常的に行っている動作の一つです。僕はそんな拍手に着目して今回、探究を行いました。テーマ選定の理由は、拍手ならば、お金や時間をかけすぎず、世界一になることができると考えたからです。先行研究より、拍手はヘルムホルツ共鳴によって音が発生することがわかりました。しかし様々な条件が複雑に絡まり合う拍手という行為において、どのような拍手だと大きい音を出すことができるのか、その予測することは非常に困難です。そこで、僕は考えついた拍手をひたすら試すという原始的な方法を用いて探究を行いました。
私たちは「Good Bus Life」というチームで、若い世代にバスの魅力を伝えることを目的に探究活動を行っている。「なぜ、バスは遅れてくるのだろう」「なぜ、バスの本数はこんなに少ないのだろう」と思い調査を始めてすぐに、近年、全国的にバス利用者の減少や運転手不足が深刻な課題となっていることを知った。そして私たちは、さらにその原因や背景について調査を行い、若い世代がバスや運転手の仕事に触れる機会が少ないことが関心の低下につながっているのではないかと考えた。そこで、大分交通(株)と協力し、若年層を対象としたバスの運転体験会を企画・実施した。実際に運転席に座りバスを操作する体験を通して、バスを身近に感じてもらい、公共交通への理解や関心を高めることを目指している。
私が住んでいる西海市では牡蠣の養殖が盛んである一方、大量の牡蠣殻が廃棄されている現状があることに気づいた。牡蠣殻は産業廃棄物として処理されることが多く、処理費用や環境負荷が課題となっていることを知った。そこで、廃棄されている牡蠣殻を資源として活用する方法を考え、牡蠣殻を材料にしたチョーク作りに取り組んだ。牡蠣殻を粉砕し材料として再利用することで、廃棄物削減と環境教育の両方につながる活動を行った。実験を重ねながら改良を行い、地域イベントでワークショップを開催し、子どもたち色々な年代の人に実際に使ってもらう活動を行った。
NEMUKE BUSTERは、高専生が直面する「レポート締切前夜の寝落ち」という課題を、AIと運動で解決するWebアプリです。スマホカメラとMediaPipeの478点顔メッシュ解析で眼の縦横比(EAR)を算出し、EMA平滑化でまばたきノイズを除去して居眠りを高精度に検知します。検知するとアラームが作動し、AI骨格検知が判定するスクワットか首ストレッチを完了するまで解除できません。居眠り写真をDiscordへ自動投稿する機能が仲間の緊張感を生み、自然な広がりも実現しています。数学的指標、エッジAI、UI設計、運動科学を融合し、ブラウザだけで利用できるサーバーレス構成で提供しています。
宇宙では心身的にストレスを感じる。その一つに四季の移ろいが感じられないことがあると知った。1学期に班でそれを解決するための「紙季」という包装紙を開発した。これは、宇宙空間だけでなく長期入院などで四季を感じられない人へ、お菓子などを土産として渡す際に、においや彩、形で四季を感じてもらうというコンセプトで作成した。また、ストレスは甘味をとると軽減されるという。ただし、宇宙では水が少ないため歯磨きも一苦労である。鹿児島大学が研究している歯磨きのいらない甘味料の存在を知り、それらを利用した「紙季」につつめるお菓子を作ろうと考え活動を始めた。
環境研究班
音波による水質汚染の抑制
環境研究班&Jr.
不毛の地を食糧生産地に
FLORA HUNTERS
緑化を支えるデュアルシステム
北郷優斗
地域の循環と交流を生み出す「組み立て式チキントラクター」シェアリングプロジェクト
果樹部
湯治 -成長の果実を分配するために-
中久保歩
痛みのないワクチン投与を目指して〜インフルエンザワクチンを”貼る”時代へ〜
Team Rover
指示一つで課題を解決!?宇宙開発AIロボット"ローバー"を作る
ミラクルをキミと高専と起こしたいんです
D-ふぁーまー ~あなたの農業、DX化しませんか?~
歯間ブラシをもっと便利に
歯間ブラシをもっと便利に
サスティナベイビー
テック×まっちづくり~テクノロジーによる持続可能なまちづくり~
江藤 杏
廃棄予定の茶殻と九州産ハーブを活用したアロマサシェ。
虫よけ・除湿・消臭の機能を備え、使用後は肥料として再利用できる、土に還る循環型設計の商品を制作し販売する。
Kanro AI
介護の“気づき”を共有するARグラス「KiDUKi」
ほの
AIアートセラピーで学生のストレスを可視化・改善するアプリ
防災×伝統工芸品プロジェクト
防災×伝統工芸品プロジェクト
保科 佑樹
聞こえる未来を「印刷」する 〜iPS細胞とCNF複合ゲルによる外耳道再生の最適化〜
公民2班
今日、空き家を好きになりました。 ~下関編~
野村瑞爽
英語でGO!!~囲碁に新しい風を~
キューカンバーうまし
誰でも歩ける未来へ:低コスト義足の実現に向けた材料分析と制御技術の探究
ヤマ
大産商店を全国へ
UOjewellery
推しの力を活力に
~推し活型関係づくりが利用者の情緒・交流に与える影響の実践的検討~
Lincle
AIによる画像検出、人物判定を用いた忘れ物監視システムLincleの開発
Eco Shift
EcoSperience
Otemon ReCode Future
色弱の人の学びをサポートするシステム開発
堀口直宏
藍より出し青を食む
岩田梨央
はぐコミ
えいた
自身の半径200mの社会とのつながり、学校での学びと『古民家再生』で築く持続可能な地域福祉
たけのこにょきにょき
竹の葉・たけのこの皮を用いたおかずカップの開発
のりたま55
U-I-TE-MA-TE
AIx音楽x紙芝居による三層安全水泳教育モデル
物理2班
揺れない X-Tech Japan ~身近な物で地震対策を~
池上巧
アルケオ!~デジタル考古学テック~
備中高梁吹屋の魅力再発見
吹屋の魅力再発見! 〜メジャーの中のマイナーを求めて〜
のり
あの人の3.11-震災伝承の一歩-
有尾研オオイタ班
絶滅危惧種オオイタサンショウウオを赤坂で繁殖させるための環境調査
君子es
LISTENAVI~生成AIを活用した応援スキル向上システムの開発~
パイナップルで地球を守る会
『RE:LEAF』
~廃棄パイナップルを活用した人も環境も守る日焼け止め~
武石陸生・佐藤 颯勇
AI画像診断による部屋の地震リスク分析
F9
必要最小限の情報による防火シャッター最適制御モデル
空飛ぶくじら
オオカナダモから得るバイオ燃料~重点対策外来種を有効活用する~
水村阿礼
標本の展示を工夫することで地方博物館の教育効果を高めることはできるのか
~VR・3D技術を効果的に活用した地方博物館における観覧者の行動分析~
62A13
片手が不自由な人がベルト式腕時計をつけるための自助具
若狭裕人
アルファベット列で作曲するアプリ「OZLYR」の開発
IYNA Japan
神経科学と中高生をつなげる IYNA Japan
今井結菜
偉人と現代の選択展 〜あの選択が、今のわたしをつくる。〜
SoilElectricity
微生物発電における電圧向上の最適条件
中川航
拍手を最強にしたい!
Team trash 湯の坪街道
インスタ映えの裏側にある現実 湯布院に危機!ただのゴミ箱じゃない!ポイ捨て0への1歩
ウラオモテ研究所
内外逆転変身図形の応用〜探査機を変身させる〜
ユニポス
メイクレール〜誰もが自分らしくメイクを楽しめる社会を目指して〜
3TB
デュアルカメラ式 AI自動追尾・生物観測システム
good bus life
ストレスフリーな通学へ〜広まれ!バス運転の楽しさ!〜
Kanro AI
PipeEye
Lumosphere
FLOW:学校の「紙文化」を変える教育アプリ
KSK
MICHIBIKI GUARDIAN TAP
西海チョークプロジェクト
西海市の未活用資源である牡蠣殻を活用したkakikakisaikaiチョーク
貝淵 蒼馬
NEMUKE BUSTER
Local teen
毎日が文化祭
れっつすりーぷ
Let’s sleep!!
S6
宇宙に輝く1粒の癒し~琥珀糖がもたらす宇宙の可能性~

特別審査員
久村春芳
(公益財団法人 日産財団 理事長)
昨年度の作品でも良い取り組みが増えていると感じましたが、今回も社会課題を的確にとらえたテーマ設定の面白さや、技術適用の視点の良い作品が多数見られました。
またプレゼン資料も、読む側の関心に沿った形でまとめられている作品が増えてきたと思います。

実行委員長 兼 審査員
井上祐巳梨
(STEAM JAPAN 編集長)
本年のSTEAM JAPAN AWARD 2026には、全国各地から例年を超える多くのご応募をいただきました。心より御礼申し上げます。
今回の応募作品の中には、自身の探究心や興味関心と社会課題・地域課題が自然に結びつき、アイデアにとどまらず試作・検証・社会実装まで踏み込んでいる作品が多数見られ、大変頼もしく感じました。
受賞作品はもちろんのこと、今回惜しくも賞の対象とならなかった作品も、どれも本当に素晴らしいものばかりでした。一つひとつの作品から、課題に真摯に向き合い、自ら考え、行動する皆さんの姿勢が伝わってまいりました。
「自分たちの未来は、自分でつくる。」
その気概を持って応募してくださった全ての皆さんに、改めて感謝と敬意を表するとともに、皆さんの未来への挑戦をこれからも応援してまいります。

STEAM JAPAN AWARD 実行委員会
https://steam-japan.com/

公益財団法人日産財団
https://www.nissan-zaidan.or.jp/
室伏広治審査委員長コメント
GOLD受賞、本当におめでとうございます!
『空が見えれば、そこは安全圏になる』。皆さんのアイデアは、そんな力強い未来を予感させてくれました。高専という研鑽の場で限界まで思考を高め、『衛星通信×電源遮断』という独自の軌道に乗って、社会課題の核心を鮮やかに表現されたと感じています。避難時には明かりを残し、火災源だけを狙い撃つ繊細な設計。そして地上の網が途絶する極限状態でさえ、衛星を味方につけて守るべき場所へ真っ直ぐに届け切る。その迷いのない実装の力強さと、中山間地域の農業までをも包み込む深い眼差しに、未来を切り拓く確信を得ました。
技術への深い理解と、社会を良くしたいという強い意志が結びついて放たれたこの一投。その描く軌道が、今後さらに広く、遠く、世界中の人々を救う力となることを心から期待しています。