
What is
STEAM JAPAN AWARD 2021 ローンチ記念プチオンラインイベントを実施しました!
STEAM教育に興味のある方、応募に迷っている方、是非下記よりご試聴ください!
時代の変化について、ずっと叫ばれてきていましたが、まさに昨今は、我々みんなが全てのアップデートを求められるタイミングとなりました。
コロナウイルス後の、日本全体とそして未来を生きる若者に求められる力は、「変化を受け入れて、前に進みぬく力/新しいものを生み出す力」。
一定のレールに乗れば安心・安全、その時代は終わり、 次の時代へと我々は移行していきます。
日本にも、今、すでに、変化を受け入れ「自ら課題を設定」「自分のスキル」でそれを解決する、そんな次世代が台頭してきています。
是非、そうした人々にスポットを当てていきたい。
そうした思いで「自ら課題を設定し、アイデアをカタチにして解決していく」中高生を表彰する取り組みをスタートします。
ひとりひとりが、未来の当事者。
STEAM JAPAN AWARD
STEAMとは
科学・技術・工学・芸術・数学の5つの英単語の頭文字を組み合わせた造語。
科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)。アート(Art)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念。 知る(探究)とつくる(創造)のサイクルを生み出す、分野横断的な学びです。
体験の中でさまざまな課題を見つけ、クリエイティブな発想で問題解決を創造、実現していくための手段を身につけます。
社会とテクノロジーの関係がますます密接になっていくこれからのAI時代、この5つの領域の理解と学びを具体化する能力がますます必要となってきます。
我々は、このアワードでは「自ら課題を設定し、新たな変化を生み出す人材=STEAM人材」として表彰取り組みをいたします。
STEAM教育詳細は:こちら
Gold
賞金10万円
Category: 科学(Science), 技術(Technology), 工学(Engineering), アート(Art), 数学(Mathematics)
我々は、今後ますます普及する産業用ロボットにより発生する労働災害は、日本が抱える社会課題だと考察した。本研究では、生体模倣工学に着目し、生物の一般的な構造と分布を模倣することにより、自然界に存在する本物のタコを模倣したソフトロボットを設計、開発した。このロボットアームの形状や内部の構造は、高度な計算と解析を駆使し、自然界に存在する本物のタコよりもはるかに単純だが、生体同様の機能を備えている。また、質量は775 g と、既存の機械式ロボットアームと比較してはるかに軽量で、自由にどこへでも持ち運びが可能である。
Silver
賞金5万円
Category: 技術(Technology), 工学(Engineering), 数学(Mathematics)
「個々に合う最高の集中を引き出す」を目標に勉強時の「集中」に着目した“スタレコ“というiOS アプリを開発した。「iPhoneを裏返す」だけの簡単なインタラクションで勉強の時間と濃さを計測・記録できるアプリである。このアプリでは以下のことを実現できるようになる。
「スマホを裏返す」=集中というユニークでシンプルな定義をスタイリッシュなアプリに落とし込まれていてなるほど感がありました。人の集中度を測ることを超えて高めるところまで行けたら素晴らしいですね。
Bronze
賞金1万円
Category: 技術(Technology), 工学(Engineering)
私たちは、自転車事故の原因の過半数を占める一時不停止による事故を無くすために、物体検出AIを用いた自転車における一時停止補助システムを開発した。このシステムでは、判断部にRaspberry pie4Bに一時停止標識を学習させたAI(Tensorflow Lite)を搭載し、自転車に取り付けたWebカメラを通して標識を検出させる。一時停止標識が検出されると、プルソレノイドがハンドルの後輪のブレーキレバーを引くという仕様である。また、緊急時に備えて音声認識エンジン(Julius)を用いて、運転手が「解除」とAIに声をかけると、ブレーキがキャンセルされる仕組みも搭載した。
とても具体的で身近な課題設定に対して実用に耐えるギリギリの仕組みを開発していていいなぁと思いました。自転車会社に持ち込んでシステムを売ったり共同開発したりするのもありなんじゃないかと思います。
Idea
賞金1万円
Category: 技術(Technology), アート(Art), 数学(Mathematics)
中学生時代に発起人が校則に対して疑問や不満を持ったのが始まり。高校進学後には全国の校則を集めてサイト上に公開し、みんなが校則について考える1つの情報源として扱うために、データベース化を進めてきた。
Category: 科学(Science), 技術(Technology)
私たちは、地球規模の課題である「水資源の不足」をテーマにしている。「ウォーターフットプリント」に注目し、全ての人が関心を持ちやすいと考え、衣類のウォーターフットプリントの量が簡単にわかる自動計算器を作成した。
Category: 技術(Technology), 工学(Engineering), アート(Art)
フルートに入る息の位置や強さのデータを採取し、可視化をするデバイスとプログラムの開発をした。奏者がより効率的な吹き方や自身の癖を把握することが可能になり、効率的な練習ができると考える。
Category: 科学(Science), 技術(Technology)
放棄竹林が問題になっており、農業において竹が土壌改良剤として活用されていることが分かった。そこで、倒れている枯れた竹も活用できないかと考え「枯れた竹を使用しても市販の竹を活用した土壌改良剤と同様の効果が見られるのか」についての研究を行った。
Category: 科学(Science), 技術(Technology), 工学(Engineering)
遺伝子改良を施したVirophageによるサル痘・天然痘をはじめとした巨大ウイルス性疾患に対する新しいファージ療法のアイデアについて提起した。
Category: 技術(Technology), アート(Art)
「VR上毛かるた」は、VRゴーグルをつけると並んだ上毛かるたが現れ、ランダムに読まれた札に対して、VR空間内の擬似的な手が札に触れると札を取れるというゲームを製作した。私はこのVR上毛かるたをesportsにできるように取り組んでいる。
全国の校則データベース「全国校則一覧」を作る
暑い夏でも快適に勉強できる空間づくり
CleanAte Challenge!
楽器に入る息の見える化
VR上毛かるた
スタレコ
STEAM型ロボット教材の開発
Project Ocean
リコピンで美容効果のあるリップクリームを作れるか
物体検出AIを活用した自転車における一時停止補助システム(呼称:トマールくん==2.0)
多くの人に「水」を意識してもらうためにはーウォーターフットプリントから考える
社会制度改革私案について
枯れ竹の活用方法
健康問題と扁平足
改造Virophageのウイルス性疾患治療への応用
生体模倣型ソフトロボットアームの研究開発 ~Research and Development Biomimetic Soft Robot Arm“B-sora”~
意識高い系を誇れる社会を作るには?
STEAM JAPAN AWARD2022→2023にご応募いただきました皆さま、ありがとうございました!何より皆さん熱意を持って社会課題の解決に取り組まれている様子が、応募資料からもたくさん伝わりました。また、今回は特に中学生からの応募も大変多く、社会課題の課題設定もとても幅広いジャンルで、皆さんとても素晴らしかったです。これからも、「自分たちの未来は、自分でつくる!」を合言葉に、新たな時代に合った、新たな価値創造をしていきましょう!ありがとうございました!
賞金:10万円
賞金:5万円
賞金:1万円
アイデア賞:1万円
2023年3月時点で中学1年生から高校3年生までを応募可能な年齢と致します。
(高等専門学校や定時制高校に通われている場合は、2023年度3月時点で19才以下の方が応募可能な年齢となります。)
ご自身でご応募が出来ることが条件となります。保護者の同意を得てご応募をして下さい。
応募詳細は下記の応募フォームをご確認ください
夜はアメリカでイェール大学助教授、昼は日本で半熟仮想株式会社代表。専門は、データ・アルゴリズム・ポエムを使ったビジネスと公共政策の想像とデザイン。ウェブビジネスから教育・医療政策まで幅広い社会課題解決に取り組み、多くの企業や自治体と共同研究・事業を行う。混沌とした表現スタイルを求めて、報道・討論・バラエティ・お笑いなど様々なテレビ・YouTube番組の企画や出演にも関わる。東京大学卒業(最優等卒業論文に与えられる大内兵衛賞受賞)、マサチューセッツ工科大学(MIT)にてPh.D.取得。一橋大学客員准教授、スタンフォード大学客員助教授、東京大学招聘研究員、独立行政法人経済産業研究所客員研究員などを兼歴任。内閣総理大臣賞・オープンイノベーション大賞・MITテクノロジーレビューInnovators under 35・KDDI Foundation Award貢献賞など受賞。著書に『22世紀の民主主義』など。
日本最大のSTEAM教育専門メディア『STEAM JAPAN』編集長。地域・社会課題をクリエイティブで解決するイノベーションカンパニー株式会社Barbara Pool代表取締役/クリエイティブプロデューサー。一般社団法人STEAM JAPAN代表理事。
まさに今、不測の時代と呼ばれるようになり「正解」がない時代となりました。
正解か不正解かで問題を問いていくのではなく、解のないものに立ち向かっていくその力そのものこそが、次世代にまさに求められていくことだと思います。
STEAM JAPANでは、そのような時代を切り拓く「自ら課題を設定し、アイデアをカタチにして解決していく」STEAM人材を表彰する取り組みを始めます。「自分が、変えていく。」そのくらいのパワーや想いを持つ若者を、全力で応援したいと思います。
STEAM JAPAN AWARD 実行委員長 井上祐巳梨
■応募期間:11月15日〜1月31日
■審査期間:締め切り後〜3月
■表彰:3月 公式HPにて受賞者発表
※応募・社会状況等によって、スケジュールは変更の可能性がございます。
※学校(団体)応募については、スケジュールが異なります。個別にお問い合わせください。
STEAM JAPAN AWARD 実行委員会
https://steam-japan.com/
受賞者発表!
成田悠輔 審査委員⻑より一言
タコと事故という組み合わせが意外で面白かったです。開発されたロボットアームが実際にどれくらい安全性を高められているのかの検証、そして検証に基づく改善が次にするべきことではないかと思いました。