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STEAM JAPAN AWARD 2026のエントリー受付がスタートし、締切は3月10日と迫っています!応募を考えている皆さんに、まず見てほしいのが昨年の受賞作品たち。いったいどんな中高生が、どんな課題に挑んだのでしょうか?
今回はSTEAM JAPAN AWARD 2025のアイデア賞を受賞した2チームのインタビューをご紹介します。
廃棄コーヒー残渣を使ったきのこ栽培キット、災害時に役立つ渦電流式加熱装置——それぞれのアイデアの原点や取り組みをぜひ読んで、応募のヒントにしてください!
過去の作品でも応募OKなので、お気軽にご応募ください♪
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アイデア賞①
チーム名:きのこのこ
作品名:きのこよ挑め!循環型社会へ

アイデア賞②
チーム名:非理法権天
作品名:被災地に「温かい」を届けるボイルボトル

きのこのこ:
私たちの活動を多くの人に知ってもらいたいからです。一緒に持続可能な社会を目指す中高生と刺激し合い、新たなアイディアを得ることができると考えています。また、私たちの研究に興味を持ってもらった方と連携し、「きのこのはこ」の販売を実現したいです。
非理法権天:
もともと学校の探究の時間で、起業家教育の起業プランとして作ったのがボイルボトルでした。その中で、チームで渦電流の研究や開発の研究をかなり頑張ったので、研究発表作品としてもどこかで発表したいという思いから、発表の場を探していた時に、親からSTEAM JAPAN AWARDを教えてもらい、応募しました。
きのこのこ:
私たちは現状のコスメや日用品が環境に与える影響を調べていく中で、コーヒー残渣という廃棄物に着目しました。コーヒー残渣はそのほとんどが廃棄されており、この大量の廃棄物を有効活用することで、循環型社会の実現に貢献できるのではないかと考えました。コーヒー残渣をきのこの培地として利用し、家庭でも手軽にきのこを栽培できるキット「きのこのはこ」の開発に取り組みました。
非理法権天:
知り合いの元自衛隊員や環境省の職員の方に、災害時にインフラ設備が壊れて十分な水や電気もなく、温かさから離れた生活を避難所の人が過ごしていることを知りました。また、2024年1月に発生した能登半島地震では季節から来る寒さに耐えなければならない人がたくさんいたことも知りました。これらを受けて、何か対策できるものが必要だと考えたからです。
きのこのこ:
「きのこのはこ」と直接関係がないのですが、生育調査が苦労しました。きのこを収穫した後に残る廃菌床を堆肥として利用できるか、様々な作物で実験を重ねてきました。その中でトマトは背が高く、夏の太陽と目盛りが重なって、暑いし何も見えないという大変な状況でした。
非理法権天:
被災地では子どももいるため、安心して使えるよう条件を満たせる渦電流という仕組みを使用しました。しかし学生の身であったため、資材を準備する段階で問題が発生したり、渦電流というもの自体が発展的な内容であるため知識の不足などもありました。物理科の先生と技術科の先生方のおかげで廃材を資材として頂いたり、渦電流の知識を深く得ることができました。
きのこのこ:
特にきのこのはこのパッケージを工夫しました。きのこのはこは家庭でコーヒー残渣からきのこを収穫する体験を通じて食育や環境教育を提供するために作成しました。ターゲットが小中学生のため、親しみを持ちやすいかわいらしく、わかりやすい製品になるよう工夫しました。具体的にはパッケージにきのこのオリジナルキャラクターを配置し、名前もひらがなで「きのこのはこ」と命名しました。

非理法権天:
当初は手回し発電機のようなサイズ感で発熱できるものにしようかと考えましたが、回転量の不足という問題が発生したため自転車を使用して発熱できる機構にしたり、ギア比を調整して回転量を稼いだりしました。加えて発熱効率を上げるため磁石の数の増加等も行いました。

完成したボイルボトル(非理法権天)
きのこのこ:
テンションが上がる時は、研究のためのコーヒー残渣を受け取りに地域の小川珈琲株式会社に伺うと、コーヒーのいい香りがすることです。学校に持ち帰る時も膝の上に置くのでひんやりして気持ちがよく、触り心地もむにむにで、さらに匂いも最高です。また、このコーヒー残渣から作成した培地に無菌状態で菌を植えるのですが、よくカビ(コンタミネーション)が発生してしまいます。コンタミネーションがなく菌が蔓延していれば本当に嬉しいです。
非理法権天:
ボイルボトルの製作にあたり、技術室の多くの用品を扱うことができたのがとても楽しかったです。普段の授業では使用する機会のなかったベルトサンダー等の機械は、危険でもありましたがそれ以上に良い経験となったと感じることができました。
きのこのこ:
私たちの活動は最初は今のように大きくはありませんでしたが、コンテストでの受賞などを通して大学の方や企業の方に活動を知ってもらうことができ、今のように様々な団体の方と連携することができています。そのため、自分たちの活動に自信を持って発信していくことで周りを巻き込むことができ、活動自体も大きなものに成長させることができると思います。
非理法権天:
元自衛隊員だった方は親を通じての知り合いだったので、連絡をして直接お話を聞かせてもらいました。また活動し始めた夏休みのシーズンに防災フェアがいろいろな場所で行われていたので、フェアに参加しまくってお話を聞きに行きました。学校の先生には技術科の先生に技術室を使わせてもらう許可を取ったり、物理科の先生には渦電流の仕組みからボイルボトルの改善点まで様々な点でご協力いただきました。

きのこのこ:
STEAM教育という言葉はこのコンテストに参加するまで知りませんでした。AIをはじめとする技術革新が加速する現代では、STEAM教育は重要だと考えます。このような社会を生き抜いていくために、この研究を通じて様々なことを学習し、多角的な視点と実践的な技術を身につけていきたいと思います。
非理法権天:
このアワードに参加する以前に行ったプログラムにて少し話を聞いたことがある程度でした。ですが課外活動をよく行っている友達から話を聞いてみると、STEAM教育とは「理数系の知識を中心とした学問領域を土台にし、社会の課題を解決する学び」ということを教えてもらい、これから先の教育界における重要なものであると理解しました。
きのこのこ:
「きのこのはこ」の製品化・販売を行いたいです。そのためにまずは現在の課題であるコンタミネーション(カビが生えること)と発茸率の低さを解決する必要があります。コーヒー残渣だけではカフェインが強すぎると考えるため、一般的に菌床栽培の基材として利用されているおがくずと混ぜ合わせた培地を作成して実験を行いたいと考えています。
また私たちの取り組みは、きのこの菌床に廃棄物を利用し、循環型社会の構築を目指しています。この技術をさらに発展させ、世界中の様々な廃棄物を活用した新しい循環型システムを構築したいと考えています。
非理法権天:
現在多くの家庭や会社で太陽光パネルが設置されていますが、これらは十数年経過すると使い物にならなくなりゴミと化してしまいます。そうすると大量のゴミが発生し、ゴミ問題が加速してしまいます。そこで廃棄される太陽光パネルを分解してものづくりの素材として活用できないかと考えています。
きのこのこ:
学ぶということは、自分自身の可能性を広げることです。ただ真剣に取り組むだけでなく、時には遊び心を持ちながら楽しむことで、学びの中に新しい発見や喜びが生まれます。失敗を恐れず挑戦し、自由な発想で新しいことに取り組む姿勢が素晴らしい未来を創造します。一緒に、探求心と面白さを大切にしながら、自分自身の成長と持続可能な社会に貢献していきましょう。
非理法権天:
将来、大学や会社での面接でも活用できることに加え、社会問題について今一度考えることのできる良い機会となっています。社会問題を解決する手段は、案外近くにあるものなのかもしれません。それを発見する機会として参加してみてはどうでしょうか?
きのこのこさん、非理法権天さん、ありがとうございました!
STEAM JAPAN AWARD 2026は現在エントリー受付中です。(締切:3月10日!)
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