不思議な感触がおもしろいスライムは、子どもたちに人気ですよね。最近では、暗い中でも光るスライムやキラキラのスライムなど様々な種類のスライムもセットになって販売されています。
液体のようで、固体のようでもある不思議な物質のスライムを楽しく子どもと一緒に作ってみましょう!
今回は、スライム作りに一般的に使われるホウ砂(ホウ酸ナトリウム)ではなく、ご自宅にある材料で作れる安全なスライム作りを紹介します。
・シャンプー 1カップ
・コンスターチ 1/2 カップ (今回は片栗粉で代用)
・水 大さじ6(お好みの固さの分、使う)
・フードカラー お好みで
・キラキラパウダー お好みで
・混ぜ合わせるためのボウル 大きめの1つ
・スプーン 1つ
1:シャンプーを大きめのボウルに入れます。そこに好きなフードカラーを数滴落として、スプーンで混ぜ合わせましょう。(キラキラスライムを作りたい場合は、ここでキラキラパウダーも加えてください)
2:次に、コンスターチを加えて全体を混ぜ合わせましょう。固めのスライムであれば、よく混ぜ合わせたら終了です。緩めのスライムを作りたい場合は、次にすすみましょう。
3:水をスプーンで1杯加えてよく混ぜます。これを繰り返します。お好みの柔らかさのスライムを作りましょう。お好みの固さになったら終了です。(加える水が多いほど、柔らかいスライムになります)
4:固めでも、柔らかめのスライムでも、遊ぶ前に5分程、よくこねてください。
これで完成です!
スライムは、加える力の加減で液体のような動きをするし、固体のような動きもするねばねばした不思議な物質です。それを非ニュートン流体と呼ばれているそうです。この不思議な感触の物体は、子どもたちの遊びの対象にもなるし、科学を学ぶ対象にもなります。
今回の実験で使ったコーンスターチはでんぷんが主成分で、このでんぷんはグルコースからなる水溶性高分子です。コーンスターチとシャンプーを混合すると、水溶性高分子はシャンプーに含まれる界面活性剤と絡み合い網目構造を形成し、中に水を閉じ込めることでスライムの独特のぬるぬるトロトロの感触になります。
この構造は、一般的なスライム作りの洗濯のりとホウ砂の仕組みと同じ働きになります。
*コンスターチや水を加える際は2〜3回にわけて入れたほうが綺麗に混じります。また、水を加える際も、作りたいスライムの固さを考えながら、水を加えてください。
*材料の分量を変えるとどうなるでしょうか。固まりますか?どんどん柔らかくなるものもあるかもしれません。スライムの状態の変化や色が混ざるとどのように変わっていくのか観察して調べてみてください。
* ケーキを焼くのには複数の方法がありますよね? スライムも同じです。 ホウ砂、液体デンプン、コンタクト洗浄液、どれも同じような反応をします。 手持ちの材料次第でさまざまなスライムを作り出すことができます。
https://www.wikihow.com/Make-Slime-with-Shampoo
https://momlovesbest.com/how-to-make-slime-without-borax
https://mcm-www.jwu.ac.jp/~physm/buturi16/slime/principle.html