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今回は、One Stoneの探究教育を取材した現地レポートの第二弾として、同校のプログラム設計に焦点を当てます。前回の記事では、生徒たちが社会課題に向き合いながら探究を進める姿を紹介しました。今回注目したいのは、その学びを支えている「成長段階に応じた関わり方の設計」です。
探究学習の現場では、「自由に学ばせること」が重視される場面をよく目にします。生徒の主体性を尊重し、テーマ設定から進め方まで任せる――そんなスタイルが理想として語られることも少なくありません。
しかし、One Stoneの教室を訪れてみると、その印象は少し変わります。そこでは、最初から自由を与えるのではなく、生徒の成長段階に合わせて関わり方を意図的に変えていく設計がなされていました。
生徒が経験する学びのプロセスは、
X Lab → D Lab → Y Lab
という3つの段階で構成されています。
この段階的な設計こそが、生徒の「本当の自走力」を育てる仕組みになっていると感じました。
探究の初年度にあたるX Labでは、教室に落ち着いた空気が流れています。その理由は、コーチ(教師)が生徒のすぐそばで丁寧に伴走しているからです。
インタビューの質問を一緒に考え、リサーチの順序を整理し、観察の視点を具体的に示す。
ノートの取り方や資料整理の方法まで、細かな部分まで確認しながら進めていきます。
ここで行われているのは、単なる「やり方の指導」ではありません。探究に不可欠な方法論と向き合い方(姿勢)を、体験を通して身につけていく時間です。
生徒たちは、失敗してもすぐに立て直せる環境の中で、「探究とは、こうやって進めていくものなのか」という感覚を少しずつつかんでいきます。
X Labは、いわば探究の基礎体力を養う段階です。ここでの丁寧な伴走が、次の段階で“手を離していく”ための土台になっていることがよく分かりました。

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