今回使うのはコップ、水、絵を描いた紙だけ!コップにも水にも、タネも仕掛けもありません。でも、びっくりするようなことが起こせるんです。
同じ方を向いた魚が向かい合わせになったり・・・
猫の胴体がながーく伸びたり・・・
おばけが消えちゃったり・・・
見る角度やコップと紙の距離を変えるといろんな形に絵が変わっていきます。紙とコップをどれくらい離すと絵がひっくり返るのか測ったり、塩水などでも同じように見えるのか試したりして、とことん調べてみるのも面白いかも。
これ以外にも不思議なことが起きないか、探してみてくださいね!
私たちがものを見ることができるのは、ものに反射した光が目に入るからです。光は同じ材質のものの中ではまっすぐに進みますが、別の材質の中を通るときには境目で屈折します。絵に反射した光がコップや水を通るときに屈折したり交差したりするので、いろんな見え方に変わります。
(文:佐藤琴音)