クリップとコップを使って、表面張力の働きを体感してみましょう。
実験が終わったら、なぜ水があふれないのか考えてみましょう。それ以外にも、「なぜクリップは浮かないの?」などいろんな疑問が出てくるかもしれません。
クリップを足していくと、水の表面がドームのように盛り上がっているのが見えます。これは、水の中にある「分子」の粒が引き合って表面張力が働いているから。クリップの数が増えるとやがて表面張力が崩れ、水があふれてしまいます。
終わったら、クリップ以外のものでも試してみましょう。同じような結果になるか、落とすものの重さは関係あるかなど調べてもいいかもしれませんん。また、水滴を落とすと何粒までならあふれないかも試してみましょう。
Buggy and Buddy “Science for Kids: Exploring the Surface Tension of Water with Paperclips”
(文:佐藤琴音)