きれいな泡が上から下へ行ったり来たりする、不思議なランプの作り方です。
透明な容器
食用油
重曹
水
食紅
酢
1、スプーン2、3杯の重曹を容器に入れる
2、容器の約1/4まで冷たい水を入れる
3、食紅を数滴垂らして混ぜる
4、容器の3/4まで、食用油を入れる
5、スプーン1杯分の酢を入れる
泡が動くのは、2つの要素が作用しているためです。
一つは密度。酢と油を比べると、酢のほうが密度が高く重いため、酢は下に沈んで色水と混ざり合います。
すると、酢とベーキングパウダー(炭酸水素ナトリウム)が混ざり合い、化学反応が起こります。これが2つ目の要素です。このとき、二酸化炭素が発生し、色水の泡を作って水面へと上がっていきます。水面へと上がった泡は弾け、色水は再び下へと下がっていきます。
このサイクルが繰り返されることで、泡が行ったり来たりするように見えるのです。
では、次のようなことを試すとどうなるでしょう?
・酢の代わりに水を足す
・食紅を入れない
・酢と重曹の代わりに、入浴剤を使う
さらに、製品として売られているラバランプは、実は別の仕組みを利用して泡を動かしています。どうやって動いているでしょうか?
small science club “lava lamp”
little bins little hands “homemade lava lamp experiment for kids”
(文:佐藤琴音)