アメリカ ゴルフ大会でロボット体験学習

EdTechの記事より

デトロイトで6月末に行われたゴルフの大会、PGAロケットモーゲージクラシック。その一角の白い大きなテントの中で、STEAM Learning Labが開かれました。

子供たちが取り組んだのは、「ゴルフボールを穴に入れろ」という課題。ただし使うのはロボットです。それぞれがレゴで小さなモーター付きのミニゴルファーロボットを作った後で、タブレットにプログラムされた簡単なコマンドを使い、砂場などのトラップを避けてボールが入れることに挑戦しました。

このプログラムを執り行ったBuildup STEAMが最初に対象にしていたのは、入院中の子供たちでした。しかし、Buildup STEAMのCEOは教育にも十分に応用できると言います。子供たちに馴染みが深いレゴを使うことで自然にコーディングを教えることができ、さらに進んだコーディングも身につけられるのです。また、科学を楽しい体験に変えることで、興味を持つきっかけにもなると話しています。

体験学習に加えて、プロゴルファーでUSオープンチャンピオンのゲーリー・ウッドランドが、ショットを分析するのに使うツールなどについて話し、STEAMがゴルフにも役立っていることを伝えました。

参照記事:EdTech "Rocket Mortgage Classic: Students Use Ed Tech to Further Their STEM Education"

(文:佐藤琴音)

カテゴリ:世界のSTEAM教育