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令和8年1月24日、大分県教育センターにて 「OITA STEAM FESTA」 が開催され、県内高校1・2年生を中心に約140名の生徒が参加しました。(主催:大分県教育委員会・企画運営:(株)Barbara Pool・協力:一般社団法人STEAM JAPAN)
このイベントは、STEAM教育の視点から「自分で考え、学び、未来を形にする」機会として実施され、午前の基調講演とワークショップ、午後の体験型ワークショップまで、多様なプログラムが展開されました。イベントの様子を紹介します。
基調講演では、講師が探究・STEAMのプロセスを理解し、問いを深めていくことの重要性を伝えました。また、その後のミニワークでは、生徒たちは自分の頭で考え、問いを深める体験をします。
身近なモノの裏側にある「STEAM要素」に気づくアイスブレイクから始まり、生徒たち同士で、意見交換を行い、思考を広げていきました。
続けてのミニワークショップでは、身近なモノの中に、STEAMの要素がどのように隠れているのかを各テーブルのグループで探し、参加者同士の中でも、視点の違いなどを気づいてもらう時間になりました。



今年も「STEAM課題研究特別講座」の最終発表会を実施しました。7月から約半年にわたり探究活動に取り組んできた高校生たちの中から、5チームをファイナリストとし、成果発表をしました。学校や学年の枠を越えて集まった参加者が、それぞれの身近な「モヤモヤ」からスタートし、社会問題へ繋げ、そして、データ駆動型で探究を深めてきました。発表においては、各自工夫したスライドや何度も繰り返し行ったプロトタイピングの成果などを表し、多様な視点と個性が表れていたのが印象的です。
発表後には審査員から具体的なフィードバックが送られ、今後の社会実装に向けてのアドバイスや今後の学校生活での探究にもつながるような、ヒントが得られる時間となりました。
同世代の探究に触れることで刺激を受けた生徒も多く、学びを深めると同時に、自分の取り組みに自信を持つきっかけにもなった発表会でした。








午後は、参加者が自分の関心に応じて選べる体験型プログラムです。
今回は、宇宙システム工学の研究視点から、気球を通して未来の生活や社会をどうデザインするかを考えるワークショップを実施しました。 参加者は、大分県が抱える地域課題をテーマに、その解決策として「気球で何ができるか」を検討。グループごとにアイデアを可視化しながら活発に意見交換を行いました。 なお、今回優勝したチームが考案した装置は、実際に今年3月、モンゴルで行われる気球実験に搭載される予定です。



冒頭の火山と防災のミニワークを経て、メインでは本物の隕石や鉱物を用いた「鑑定ワーク」を実施しました。 参加者は、顕微鏡や磁石での観察結果をもとに、「これは何の石か?」「どの時代、どこから来たのか?」をグループで推理。 解説を通じて、その背景にある「地球と人との関わり」を学びながら、実物から得られる情報を読み解き、仮説を立て、フィードバックを受けながら探究を深めていきました。



「AI(人工知能)と人との関わり」をテーマとした講義をベースに、AIの発展が社会に与える影響をワークを通して体感しました。 AI技術の基礎理解から社会課題への応用までを横断しながら、単なる知識の習得に留まらず、「どう学ぶか」「どう働くか」「どう生きるか」を起点とした、自身の未来を見据えた「問い」を立て、じっくりと自身の考えを整理・内省する時間を過ごしました。



前半は、事前に参加者から寄せられていた「学校についてのモヤモヤ」に対し、講師がデータを用いながら一つひとつ丁寧に回答しました。また、実際の学校のデータを題材に、データの活用方法や注意点、気をつけるべきポイントを学び、これから学校生活や日常を過ごすうえで欠かせない、データや検索情報の適切な扱い方について理解を深めました。
後半は、「学校で感じるモヤモヤ」を出発点に、理想の学校像を考えながら、学校教育の可能性を探るワークに取り組みました。



STEAM教育による人材育成にいち早く取り組んできた大分県。その積み重ねは着実に実を結び、「OITA STEAM FESTA」では、自ら問いを立て、まだ見ぬ答えを仲間と描き出す『未来の創り手』たちの姿が広がっていました。
全国からも注目を集める大分県のSTEAM教育推進から、今後も目が離せません。
STEAM JAPAN では、STEAM教育の自治体導入を進めています。STEAM教育の導入にご関心のある方(自治体、公教育関係の皆様方)は、下記よりお問い合わせください。
https://steam-japan.com/contact/