e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所(代表取締役:吉田智雄、本社:大阪府吹田市 以下、イー・ラーニング研究所)は、2020年から始まる小学校教育改革に伴い、STEAM教育に対する意識を調査するため、子どもを持つ親を対象に「STEAM教育に関する意識調査アンケート」を実施されましたので、その結果をご紹介します。
「アンケート」をおこなったイー・ラーニング研究所は、インターネットを利用した家庭向けe-ラーニングサービス『フォルスクラブ』、小中学生向け動画教育配信サービス『スクールTV』などのデジタルサービスに加え、世界で活躍できる力を身につける、小学生向け次世代型社会体験スクール『子ども未来キャリア』などオフライン教材を展開されています。
①約半数がSTEAM教育を知っている!
「STEAM教育を知っていますか<SA>」という問では、「はい」が45%、「いいえ」が55%という結果になり、約半数がSTEAM教育を知っていることが分かりました。小学校の教育改革をきっかけにプログラミングや英語といった教育分野に関する様々な話題への注目度が上がっていることに伴い、STEAM教育もなじみのある言葉のひとつとして浸透し始めていると考えられます。
②芸術分野がSTEAM教育の中で最も関心を集めている!
STEAM教育の各分野において関心の有無を調査したところ、各分野ともに、80%以上の人が「ある」「ややある」と回答しており、まんべんなく関心度が高いことが伺えます。また、各分野において「ある」と答えた人に注目すると科学分野は51.9%、技術分野は55.6%、工学分野は43.2%、芸術分野は61.7%、数学分野は54.3%という割合になり、芸術分野がSTEAM教育の分野で最も関心を集めていることが明らかになりました。
デジタル化が進むにつれ、テクノロジーを駆使して新しい物を生み出すクリエイティブなスキルが求められていくため、芸術・美術分野が感性や教養を身に付け、想像力と創造力を育める教育として注目されていると推察されます。
③約9割が、STEAM教育は将来に必要であると思っている!
「STEAM教育は将来に必要であると思いますか<SA>」という問では「はい」が87%、「いいえ」が13%となり、約9割がSTEAM教育は将来に必要であると思っていることが明らかになりました。
デジタル化が進んでいく時代に合わせ、子どもたちがシステムの動く原理原則を理解できる能力やクリエイティブな思考を育めるよう、専門の知識や技術を学べるSTEAM教育が必要と考えている回答者が多いことがわかりました。
AIやオンラインツールの普及など様々なデジタル化が進み、時代が変わっています。今後、ますます変わっていく時代の中で、教育も今までと違うことが求められてきているとわかりました。これからの社会や教育の変化を敏感にキャッチし、ご紹介できればと思います。
【「STEAM教育に関する意識調査アンケート」調査概要】
調査方法 : 紙回答
調査地域 : 全国
調査期間 : 2019年12月3日(火)~2020年1月9日(木)
調査対象 : 20代~50代の子どものいる親 男女 計179人
*イー・ラーニング研究所調べ