STEAM JAPAN編集部、Chat GPTに聞いてみた

2023年に入り、さまざまなメディアで取り上げられている『Chat GPT(チャットGPT)』。目にしたり聞いたり使ってみたことのある人もいるかもしれません。
それでは、Chat GPTとはどのようなものなのでしょうか。STEAM JAPAN 編集部でも使ってみたところを紹介します。

Chat GPT って何?

Chat GPT(チャットジーピーティー、Generative Pre-trained Transformer)は、Open AI(アメリカのサンフランシスコの非営利団体)が2022年11月に公開した人工知能チャットボットです。幅広い分野の質問に詳細な回答を生成できることから注目を集めています。(出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/ChatGPT より抜粋)

Chat GPT : https://openai.com/blog/chatgpt

教育分野での活用についても、色々と問い合わせや相談が多い件でもあるので、Chat GPTに直接聞いてみようと思います!

Question1:これから生きていく上で人間に必要なスキルとは何でしょうか?

まずは、これから必要なスキルをChat GPTに聞いてみました!

(回答)人間に必要なスキルは多岐に渡りますが、以下に代表的なスキルをいくつか挙げてみます。
1:コミュニケーションスキル・・・人間関係を築くためには、相手の気持ちや考えを理解し、自分の意見や思いを的確に伝えることが必要です。良好な人間関係を築くためには、コミュニケーションスキルが欠かせません。

2:問題解決能力・・・問題解決能力は、現実的な問題に対して冷静かつ論理的に対処する能力です。このスキルを持つことで、様々な問題を解決することができます。

3:創造性・・・創造力は、新しいアイデアを生み出し、新しい価値を生み出す能力です。創造的な思考は、ビジネスや芸術などの様々な分野で重要な役割を果たします。

4:自己管理能力・・・自己管理能力は、時間管理や目標設定など、自己を統制する能力です。自己管理能力が高い人は、時間を有効に使い、効率的に仕事をこなすことができます。

5:学習能力・・・社会は常に変化しています。新しい技術や知識を吸収し、適応する能力が重要です。学習能力が高い人は、新しい環境や課題に柔軟に対応することができます。

6. リーダーシップ・・・リーダーシップは、自己指導力やチームマネジメントなど、人を導く能力です。リーダーシップがある人は、自分自身や周囲の人々を成功に導くことができます。

これらのスキルは、人生において成功するために必要なスキルの一部です。ただし、これらに限定されず、その他にも様々なスキルが求められることがあります。

Question2: Chat GPT は、子どもたちはどのように活用したら良いでしょうか?

次は、その活用について、Chat GPTに聞いてみました!

(回答)ChatGPTは、子どもたちが様々な方法で活用できます。以下にいくつかの例を挙げてみます。
1:学習のサポート:ChatGPTは、様々なトピックについて知識を持っていますので、学習のサポートに役立ちます。例えば、数学や科学などの科目の問題を解いたり、質問に答えたりすることができます。

2:情報収集:ChatGPTは、検索エンジンのように情報を提供することもできます。例えば、自分が知りたいことがある場合、ChatGPTに質問をすることで、簡単に情報を収集することができます。

3:会話の相手:ChatGPTは、人工知能のチャットボットですので、子どもたちが友達のように会話を楽しむこともできます。例えば、おしゃべりしたいことや、何かを共有したいことがある場合、ChatGPTと会話することで、ストレスを発散することができます。

4:英語学習のサポート:ChatGPTは、英語での会話もできますので、英語学習のサポートにも役立ちます。例えば、英語での質問や会話を通じて、英語の聴き取りや話し言葉のスキルを向上させることができます。

総じて、ChatGPTは様々な方法で子どもたちに役立ちます。ただし、子どもたちがChatGPTを使用する際には、必ず保護者や教育者のサポートを得るようにしましょう。

と回答されました。アメリカの中でも最大規模の都市のニューヨーク市のChat GPTへの対応を、参考に紹介します。

海外の対応

ニューヨーク市の生徒と教師は、教育局のデバイスやインターネットネットワークで、Chat GPTにアクセスできなくなったことを、教育局が発表しました。その理由として、"生徒の学習に悪影響を及ぼす懸念と、コンテンツの安全性と正確性に関する懸念”としています。

チャットボットは、さまざまなテーマの課題に対して完璧な小論文を作成することができるため、一部の学校や教育関係者の間では、小論文の課題がすぐに陳腐化するのではないか、カンニングや盗作を助長するのではないかとの懸念が広がっています。一方で、この問題について、Googleが現れた時の恐怖と同じだと述べる人もいます。小論文の課題に対する「基本的な」回答をチャットボットが作成し、それを分析し、改善策を考えるという、場合によっては役に立つこともある、と唱えています。

また、チャットGPTで書かれた文章かどうかを予測するサイト「チャットGPTゼロ」を立ち上げた大学生もいます。米プリンストン大・エドワード・ティアンさんは、チャットGPTで書かれた文章かどうかの確率を出すサイトを作り話題に。

今後、AIの活用や共存のヒントになるような新たなサービスを生み出すSTEAM人材も、世界各地に増えていきそうな兆しがあります。

参考・関連サイト

https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20230215a.html
https://ny.chalkbeat.org/2023/1/3/23537987/nyc-schools-ban-chatgpt-writing-artificial-intelligence
https://www.vice.com/en/article/y3p9jx/nyc-bans-students-and-teachers-from-using-chatgpt
https://www.smartcompany.com.au/technology/chatgpt-plus-in-australia/
https://jp.reuters.com/article/us-australia-tech-education-idJPKBN2U609A