小麦粉をのりに変えてみよう

2021.09.15│実践!STEAM

工作の時は、いつもどんな接着剤を使いますか?いろんなタイプがありますが、ねばり気の強い「デンプンのり」もよく使うかもしれません。このデンプンのり、小麦粉やとうもろこしなど、食べ物を材料につくられているものが多いんです。どうやって食べ物がのりになるのでしょうか?今回は、小麦粉を材料にのりを作ってみましょう。

用意するもの

  • 小麦粉
  • 画用紙
  • スプーン
  • 耐熱容器
  • ペットボトル
  • クリップ
  • ヒモ

やり方

  1. 耐熱容器に小麦粉スプーン1杯と水スプーン2杯を入れ、よくかき混ぜます。
  2. 電子レンジ600Wで10秒温め、再びよく混ぜます。
  3. 2を、全体がまとまるまで2、3回ほど繰り返します。これでのりの完成です。
だんだんと状態が変わっていきます
  1. 出来上がったのりの強さを調べてみましょう。紙の短冊2枚を半分に折り、両端をのりで貼り合わせます。
  2. 片方の短冊の真ん中をクリップで挟み、ヒモでペットボトルにつなぎます
  1.  ペットボトルに水を入れ、短冊を持ち上げてみましょう。

この写真では280mLペットボトルにたっぷり水を入れて持ち上げています。かなりずっしり重たいですが、短冊はしっかりくっついています!

なんでノリができるの?

小麦粉には、お米やいもなどにも含まれている「デンプン」が含まれています。このデンプンは生の小麦粉の状態だとたくさんの小さな粒(分子)がしっかり結びつきあっており、水に溶けにくいです。しかし水を入れて加熱すると、結びついた分子の間に水が入り込むようになります。こうなることで、粘り気のあるのりができます。お米を炊くと柔らかくてモチモチになるのも、同じ原理です。


今回は強力粉を使いましたが、同じ小麦でも薄力粉もあります。出来上がるのりは違うものになるでしょうか?また、同じようにデンプンを含んでいるものに片栗粉や米粉もあります。他の材料でものりができるか試してみてください。

参考

ガリレオ工房「キッチンおもしろ実験室」(永岡書店)