今回は、ゴールデンウィークに家でも楽しめるオンラインでのイベントやサービスをご紹介します。
テクノロジーとユニークな発想で新しいものを作り出す「メイカー」が集うお祭りです。本来予定されていた京都でのイベントが中止された代わりに、誰でもオンラインで作品を発表できるオープンなイベントになりました。
プログラムはTwitterでの作品発表と、パネルディスカッションの中継です。このうちTwitterでの発表では、「#MFKyoto2020」と「#作品発表」というタグをつけてツイートすることで発表できます。
作品発表自体は今日(5/2)の16時までで終了ですが、すでに公開されている作品はとてもユニークで、まるでひみつ道具のよう!見ているだけでも想像力がくすぐられるので、ぜひのぞいてみてください。
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現在休館中の国立科学博物館も、ご自宅で楽しめるコンテンツを色々な形で提供しています。
「おうちで体験!かはくVR」は、博物館の中を丸ごと360度映像で楽しめるサービスです。通常のPCやスマートホンでも3Dビューが楽しめ、専用ゴーグルやメガネがあればVR映像としての鑑賞が可能です。臨時休館中で無人の博物館の中を、展示室のみならず階段やエレベーターホールなど隅々まで撮影されている徹底ぶり!普段は整理券が必要な親子向け展示室「コンパス」も、VRならいつでも思う存分探検できます。ぜひ、貸切気分で楽しんでみてください。
「おうちでかはく、科学に触れる時間」は、研究者による研究内容の解説動画です。今のところYoutubeにアップされている動画で紹介されているのは、「虫こぶを作る昆虫」や「カンアオイの進化の道筋」など、ちょっとマニアックなテーマ。でも、研究者の方々による情熱溢れる解説を見ると、その面白さに惹き込まれていくはずです。博物館に行くと恐竜の化石など目立つ展示に目が行きがちですが、この動画を見ると楽しむポイントが増えるかも?
「親と子のたんけんひろば コンパス」のワークシートも無料でダウンロードできます。化石のイラストに合わせて自分だけの恐竜を描く塗り絵や、折り紙のイラストに沿ったお話を考えるおはなしおりがみなど、想像を膨らませながら親子で楽しめる内容です。
家の中にずっと留まっているとストレスが溜まることもありますが、少しの間でも楽しい時間を過ごすために、ぜひお役立てください。
(文:佐藤琴音)