NASA作成のビンゴゲーム”Moon to Mars Bingo”

2022.04.12│実践!STEAM

誰もが知っているゲーム・ビンゴを使って、NASAの新しい有人月探査計画について学べる教材をNASAが公開しています。

新しい有人月探査計画「アルテミス計画」

NASA(アメリカ航空宇宙局)は2024年までに人類を月に着陸させる「アルテミス計画」という有人月面探査プログラムを提案しています。女性の月面着陸は史上初です。

最終的には月への物資輸送や宇宙探査基地建設をするゲートウェイ(月周回有人拠点)計画などを通じて、月での持続的な人間活動を目指しています。

この計画を推進するにあたって、2020年10月に日本を含む世界の8カ国(日本、アメリカ、カナダ、イタリア、ルクセンブルク、UAE、イギリス、オーストラリア)はアルテミス合意にサインしました。その後、ウクライナ、韓国、ニュージーランドも署名しています。この合意には「すべての活動は平和目的のために行われる」ことなどが示されています。

また、計画で使う予定の巨大ロケット「スペース・ローンチ・システム(SLS)」の開発も進められています。

2021年1月に行われたエンジン燃焼試験では、エンジントラブルが発生するなど、少々計画自体を不安視する声もあります。しかし、この計画が成功すれば有人火星探査にも一歩近づくと言われているため、今後ますます注目度が上がっていくと言えそうです。

ゲームの内容

実際のビンゴカードとは異なります。詳しくは「参照サイト:ゲームの説明書」をご覧ください。

さて、そんなアルテミス計画などのNASAの活動について学べる“Moon to Mars Bingo”。基本的なゲームのルールはいたってシンプルで、5×5マスのカードの縦横斜めを揃えるビンゴと同じです。

でも、そのマスに書く内容は一般的なビンゴのような単なる数字ではありません。NASAの有人探査計画や宇宙にまつわる英単語なのです。ビンゴに挑戦する一週間前くらいに、先生や保護者の方は子どもたちにVocabulary Card(英単語帳)を渡し、あらかじめ子どもたちに予習してもらうようにします。

子どもたちに英単語を覚えてもらったら、早速ゲームにチャレンジ!ゲームを開始する前に、まずは準備しましょう!

①先生や保護者は、ワークシートの英単語の説明部分だけを切り取った短冊を折りたたみ、袋に入れておきます。
②その間に、子どもたちはカードの中心を除いた24個のマスに、一週間で覚えた英単語を好きな場所に、書き込みます。

準備が完了したら、早速、ゲーム開始です!

①袋の中に入れた、短冊を取り出します。
②引いた短冊に書かれている英単語の意味を、子どもたちに答えてもらいます。
③正解したら、該当の英単語をビンゴカードに書いていた子どもたちは、1マスゲットです!

タテ・ヨコ・ナナメなど、マスをどんどん揃えましょう!

このゲームでは子どもたちの宇宙への興味と英語の学習を一度に高められます。ぜひ教室やご家庭で、チャレンジしてみてくださいね!

文責 赤井里佳子(STEAM JAPAN 編集部 大学生インターン生)

参照サイト

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