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つくば市では、地域の大学や研究機関の研究者の方々と連携し、児童・生徒の探究的な学びを支える科学教育事業「つくばSTEAMコンパス」を実施しています。
本事業では、STEAM教育の考え方を取り入れながら、子どもたちが自ら問いを立て、調査や実験、制作などを通して課題を探究する学びを展開しています。
2025年度は、市内の小学校・中学校など7校においてSTEAM授業を実施。授業では、研究者と連携した探究活動を通して、児童・生徒が社会や自然を考える学びが展開されました。
(主催:つくば市科学技術戦略課科学の街推進係/企画運営:株式会社Barbara Pool /協力:(一社)STEAM JAPAN)
授業はおよそ15時限で構成され、児童・生徒が主体的に探究を進められるよう段階的に設計されています。
授業では、
フィールドワーク、問いの設定、調べ学習、実験、プロトタイプ制作、中間発表・最終発表
といった活動を通して、児童・生徒が自分たちの疑問や関心を出発点に課題を探究していきました。

つくばSTEAMコンパスの特徴の一つが、研究者との連携です。
授業には大学や研究機関の研究者が参加し、全3回の授業サポートを行いました。
研究者からは、児童・生徒の探究活動に寄り添いながら、調査や実験の進め方に関するアドバイスをいただいたり、専門分野に関する講義やワークを実施することもありました。
特に重点的に行われたのは、自ら問いを立て、仮説と検証を繰り返しながら学ぶ探究プロセスのサポートです。児童・生徒は試行錯誤を重ねながら、自分たちなりの解決策や提案を考えていきました。

子どもたちの疑問に答える筑波大学・梅本先生(中央)
また、探究の成果発表に向けて、発表内容へのフィードバックを行うなど、児童・生徒の学びを専門的な視点から支援しました。授業外でもデジタルを活用し、児童・生徒が研究者へ質問できる環境を整えることで、継続的な対話を通じて探究を深めました。
参加した研究者の専門分野は、気象/災害/昆虫/魚類/鳥類/都市・地域計画など多岐にわたります。
2025年度は、市内7校でそれぞれのテーマに沿ったSTEAM授業が行われました。

自然環境や気候変動、防災、まちづくりなど、社会や地域と関わるテーマをもとに、児童・生徒はそれぞれの関心から問いを設定し、探究を進めました。
探究活動の最後には、自分たちの調査や実験をもとに、課題への解決策や提案を発表。
探究テーマに応じた、プロトタイプ制作など具体的な成果物も盛りだくさんでした。

つくば市には多くの大学や研究機関が集積しており、科学技術分野の豊富な人的資源があります。
「つくばSTEAMコンパス」は、こうした地域の研究者と学校教育をつなぎ、子どもたちが科学的な視点で社会や自然を捉えながら探究する機会を創出する取り組みです。
学校と研究者が協働する学びを通して、児童・生徒が自ら問いを立て、考え、行動する力を育むSTEAM教育の実践が、つくば市で広がっています。

大気と天気について解説する気象庁気象研究所室長・川瀬先生(右中央)
ぜひ今後も、つくば市でのSTEAMプロジェクトにご注目ください。
STEAM JAPAN では、STEAM教育の自治体導入を進めています。STEAM教育の導入にご関心のある方(自治体、公教育関係の皆様方)は、こちらよりお問い合わせください。