2023.01.20│STEAMレポート

【教育関係者向け】今、求められている「STEAM教育教員研修」とは?

社会全体が大きく変わっていく中、不確定なVUCAの時代にどのような教育が必要なのでしょうか。我々STEAM JAPANでは、そのような時代にこそ、STEAM教育が必要であると思いさまざまな活動を行っています。

自ら学び、考え、行動する。自分でつくり出す、生み出す。

新しい発想やイノベーション、他者との協働(コラボレーション、コミュニケーション)を持って、新たな価値を生み出していく。そのようなマインドとスキルを持った、次世代の子たちを育む教育としてSTEAM教育が注目されてきており、STEAM教育を取り入れたい自治体も全国に増えてきています。そこで、日々多くの問い合わせを受けているのが「STEAM教員研修」です。


今回は、一般社団法人STEAM JAPANが取り組んでいるSTEAM教育に関する教員研修について、一部の内容をご紹介したいと思います。

一般社団法人STEAM JAPANのSTEAM教育の内容

STEAM教育とは何かという内容から始まり、各学校、各地域の課題に合わせて、公教育にどのようにSTEAM教育を取り入れていくのかというテーマの元、まずは先生方がSTEAM教育を理解するための教員研修を行っています。

教育委員会様が主催となることが多く、その地域の多くの教育関係者の皆様方にSTEAM教育の教員研修を受講していただいています。

1: E-ラーニング研修

STEAM教育とは何か、なぜSTEAM教育と言われているのかという背景や、STEAM教育におけるファシリテーション、現状の文部科学省の探究の学習とどう異なるのか、等を理解して頂く研修です。(受講可能期間は1ヶ月間。各自で受講。好きな時に好きなタイミングで、学校でも家でも、パソコンでもスマホでも受講可能です。)

2: ファシリテーション研修・コーディネーター研修

Eラーニングを受講して頂いた後に、どのように具体的に取り組んでいけるのか。講師の役割が、一方的に教えるのでは無く、ファシリテーターやコーチングとして変わって来ていること体感して頂く研修となります。

2022年8月 実際の某県でのファシリテーション・コーディネート研修の様子の一部

3: STEAM化研修

現在行われている探究的な学習の時間、教科学習の中に、どのようにSTEAM教育の視点を取り入れていくのか、先の見えないグローバル社会を生きるこれからの子どもたちに創り出す学びを、実際に学校で行われている学びにどんな要素を足してアップデートをいくのか、学校や教科を越えた先生同士で考えながら行う研修となります。

2022年11月 実際の某県でのSTEAM化研修の様子の一部

各地域、各学校ごとに段階が違いますので、フェーズごとにご案内をさせて頂いております。全ての研修を受講した教職員の方には、修了書を発行しております。

STEAM教員研修にご興味のある方は、下記からお問合せください。
また、STEAM JAPANではSTEAM教育を実際に実施している先生方を今後インタビューし取り上げていく予定です。我こそは、「創り出す学び」を実施している!という先生や、この先生が実施しているなどの情報(エリア問わず・自薦他薦問わず)もぜひこちらも問い合わせページよりご連絡ください♪

STEAM JAPAN問い合わせページ:https://steam-japan.com/contact/

参考サイト・参考記事

https://steam-japan.com/institute/

https://steam-japan.com/news/7765/

https://steam-japan.com/news/7679/