2024.02.02│ニュース

アジア知的財産権シンポジウム 報告簡易レポート

2024年1月22日、アジア知的財産権シンポジウムが開催されました。このシンポジウムは、1998年より知的財産権の保護と不正商品の排除を目的として開催されており、今回で17回目の開催となります。

午前の部では、STEAM JAPANが監修にも携わる「10代向けのデジタルエチケットプログラム」とそのキャッチコピーアワードの発表、そして有識者によるパネルディスカッションが行われ、パネルディスカッションではSTEAM JAPANの編集長の井上が進行役を務めました!

10代のデジタルエチケットキャッチコピーAWARD 2023

2023年、STEAM JAPANが協力したPBL型学習プログラム「10代のデジタルチケット」の一環として、10代のデジタルエチケットキャッチコピーAWARD 20223が開催されました。最優秀賞に選ばれたキャッチコピーは、「見えない世界でも良い人でありたい」。これを基にした映像作品が、アジア知的財産権シンポジウムで初めて公開されました。

最優秀賞作品「見えない世界でも良い人でありたい」

映像はこちら:

YouTube CODA公式アカウントより( https://youtu.be/JvRfEAy3B1w?si=zZMQ2XoWBoEp2LHD

最優秀賞を受賞された 井口穂香さんコメント:

「全ての生物の最初を築き上げたとも言われているアノマロカリスが、 まさにそのインターネット情報社会の初めを生きているような気がしました。見えない世界の先にある未知なるものとの出会いやインターネットの様々な面を見ることができたような気がして、すごく感動しました。この映像作品を通じて、少しでも多くの方がデジタルエチケットを意識していただけることを祈っています。」

最優秀賞を受賞された 井口さん(新潟県立高田高等学校)

*キャッチコピーを映像化する制作過程についてはこちらからご覧いただけます。

10代のデジタルエチケット制作現場見学:

パネルディスカッション「今求められるデジタルエチケットと教育とは」

10代のデジタルエチケットキャッチコピーAWARD2023の審査員を務めた3名のゲストが参加し、デジタルエチケットの意味と重要性、メディアとの積極的な関わり方、デジタルエチケットの教育の可能性についてディスカッションが行われました。

写真左から :STEAM JAPAN編集長 井上 / 弁護士 前田哲男氏 / 社会起業家 大空幸星氏/ 大分県立芸術文化短期大学 准教授 野田佳邦氏

著作権やコンテンツに関する学びとして、PBL型の教育プログラムは海外でもなかなか例がありません。10代のデジタルエチケットプログラムは、今後日本だけでなく海外でも活用されることが期待されています。今後、10代のデジタルエチケットプログラムがどのように発展してくのか、注目です!

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