実践!STEAM

2020.04.24

食べて実感!グミの正体

グミのプニプニした食感、どうやってできているか知っていますか?実は、少しの材料で簡単に家で作ることができます!火を使うので、小さなお子さんは保護者の方と一緒に行ってください。

用意するもの

  • 缶ジュース 1本(290g)
  • ゼラチン 20g
  • はちみつ 適量

作り方

  1. 1カップ(200ml)のジュースを小さな鍋に入れ、少し沸騰してくるまで中火で温めます
  2. ジュースが温まるまでの間、残りのジュースを小さいボールに入れます。ゼラチンを加えて5分おき、固まるのを待ちます
  3. ゼラチンを鍋の中に加え、完全に溶けきるまでかき混ぜます
  4. ジュースの味見をして、甘さが足りない場合ははちみつや砂糖を加えます
  5. 4の液を、型(シリコンの型、製氷皿、金属製のバットなど)に注ぎます。星型のようなとがった形より、ハートのような丸みのある形の方がうまくいきます
  6. 1、2時間冷蔵庫で冷やし、型から取り出します。もしうまく外れなかったら、さらに30分冷やします。大きな型を使った場合は好きな大きさに切って完成です
  7. 3~4日間冷蔵庫で保存できます
  • 生のフルーツで作る場合・・・1で使うジュースの代わりに、4カップのフルーツと1/2カップのジュースをフードプロセッサーなどでピューレ状にしたものを使います

グミが冷えるのを待つ間、なぜグミができるのか考えてみましょう。グミを固めている材料はゼラチンですが、このゼラチンは「ポリマー」という物質でできています。

ポリマーってなんだ?

全ての物質は小さな小さな「分子」という粒が組み合わさってできています。その中で「ポリマー(高分子化合物)」とは、その分子がたくさんくっついて長いチェーンのようになったものです。どんな分子がどうやってつながっているかによって、ポリマーは硬くなったり、もちもちしたり、よく伸びたり、透明になったりします。身近にあるプラスチックや、体の中のDNAもポリマーです。

ゼラチンのもとはコラーゲンというタンパク質で、3つのらせん状のポリマーからできています。ゼラチンはこれに熱を加え、ポリマーがバラバラになったものです。ゼラチンを入れたジュースを冷やすとバラバラだった分子が網の目のようになりジュースの分子をとらえるので、固くなるんです。

出来上がり!

さて生のフルーツを使う場合、キウイなどゼラチンが固まらないものがあります。なぜ固まらないのでしょうか?ヒントは、お肉の後にこれらのフルーツを食べると消化を助けるということ。ぜひ実際に確かめて、なぜ固まらないのか考えてみてください!

参照サイト

Left Brain Craft Brain “Polymer Science: Homemade Fruit Gummies”

(文・写真:佐藤琴音)

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