2021.01.14│世界のSTEAM教育

【フィジー】米大使館が協力　女子生徒のためのSTAEMキャンプ

今年１月５～８日の４日間、フィジーの南太平洋大学ラウカラキャンパスでfj STEAM Princess Campが行われました。アメリカ大使館がスポンサーとなったこのキャンプには、12〜16歳の女子生徒約50人が参加しました。

キャンプを主催したのは、南太平洋大学の卒業生とスタッフであるFonolahiさんとNayangoさんです。早いうちにSTEAMへの興味を引き出すことを目的として開催されました。当日は８人のファシリテーターと１２人のボランティアがサポートし、様々なセッションやイベントが行われました。参加者はファシリテーターの助けを得ながら批判的思考や協働、STEAMの楽しさを学びました。また、現地視察やSTEAM実践者との対話などを通じて、STEAMの知識や概念の今日のキャリアにおける重要性を学びました。

このキャンプが目指しているのは、制限のある環境にいる女子生徒の支援です。参加者として選ばれた女子生徒に対しては、期間中の交通費や宿泊費、食事が提供されました。

在フィジーアメリカ大使館は、この他にも若者のためのSTEAMや教育機会の拡大に寄与する活動をしています。最近では、NASAの宇宙飛行士養成プログラムに基づいて問題解決などを学ぶキャンプのスポンサーもしています。