「波」と聞いてまず何を思いつきますか?海の波でしょうか。実は、波はいたるところにあります。音も光も地震も、みんな波です。でも、このような波がどうやって動くのか、見えませんよね。
そこで、波を実際に起こして観察できる「ウェーブマシン」を作ってみましょう!
テープを長くしたり竹串の間隔を狭くすると、波の動きがはっきりと見えやすくなります。
ウェーブマシンの一つ一つのグミを見ると上下に動いているだけですが、全体を見ると波が移動していくように見えます。波は、動きを伝えるもの(媒質)が振動することで伝わっていきます。媒質が実際に移動しているわけではないのです。
海の波や音も、これと同じことが起きています。海水や空気が媒質になり、波を伝えています。
大きく揺らしたり何回も揺らすと波はどう伝わるでしょう?端ではなく真ん中を揺らしてみたら?いろんな方法を試して観察してみてください。また、片方の端が揺れないように固定すると波の伝わり方も変わります。どうなるのか確認してみてくださいね。
(文・写真:佐藤琴音)