2023.05.01│実践!STEAM

お家でカンタン虫めがねを作ろう!

皆さんは、虫めがねを持っていますか?今回はお家で簡単に手作り虫めがねを作る方法をご紹介します!
このアクティビティは、様々な年齢に合わせて楽しめる実践アクティビティです。簡単なもので準備してできるので、早速作っていきましょう。

用意するもの

・折れ目のない湾曲のあるペットボトル (できれば2ℓの大きいサイズ)
・はさみ
・水 (適量)
・スポイド (あると便利。小さめのスプーンで代用も可)
・拡大するための本、チラシ、新聞など

虫めがねの作り方

*ハサミを使う際には、小さなお子様は十分ご注意ください!

 1: ペットボトルの首部分からレンズの形をした (側面が湾曲している) プラスチック片を切り取ります。 (また、大きなペットボトルだと大きなレンズが切り取れます。)

 2: 拡大して読むための小さな文字のある本やプリント、図鑑などを用意します。

 3: プラスチックレンズの中心にスポイトを使い水滴を垂らします。

 4: 次に、水を通して小さなプリントを見てください。 どうなりましたか?
(実際に絵本や図鑑を見た様子です。虫めがねで覗くことに夢中になって、レンズから水がこぼれないようにご注意ください)

STEAMポイント

プラスチック レンズに入れる液体の種類を変更して、アクティビティを楽しんでください! どんな違いがあるでしょうか?色のついたジュースなどでは?炭酸水は?
大きなペットボトルから切り抜いたレンズを使いましたが、小さなペットボトルではいかがでしょうか?どのような違いがあるか・・・比べてみても面白いかも?!

虫めがねと水を持って、散歩や公園に行って、いつもと違う視点でお散歩してみるのも良いかもしれません。

また、別のSTEAMアクティビティ( 例: お花をカラフルに染めてみよう!)などでつくったものを、この虫めがねで見てみても楽しいかも?!覗き込む角度を変えてみたら、レンズに近づいたり離れたり・・・どう変わるでしょうか。色々な楽しみ方をしてみてください!

どうして大きく見えるのだろう?

拡大鏡は凸レンズです。 凸とは、外側に湾曲していることを意味します。 凹みや内側への湾曲の反対です。 レンズとは、光線を通過させ、光を屈折させるものです。
物体からの光線は拡大鏡に直線で入りますが、凸レンズによって曲げられたり屈折されたりするため、存在するままに集まり、目に画像を作成します。 この画像は、物体自体よりも大きく見えます。

自分のオリジナルの虫めがねを作るには、湾曲した透明なプラスチック レンズ (ボトルから切り取ったもの) と水滴の 2 つが必要です。 湾曲したプラスチックは、拡大鏡のように機能する水滴のホルダーとして機能します。

透明な液体は光を屈折させる働きをします。 使用する液体の種類によって倍率は異なります。ぜひ様々な液体に変えてみて実験してみてください✨

参考文献

https://littlebinsforlittlehands.com/magnifying-glass/

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