先月の6月24日に、『島原の魅力をデジタルに触れて、再発見しよう』をテーマに、自分たちの地域の魅力を考え、島原から離れた東京に住む同世代に発信していく取り組みのSTEAM教育体験会を実施しました。(主催:一般社団法人 島原青年会議所 / 企画運営:一般社団法人STEAM JAPAN)
島原半島在住の中学生30人が対象で、普段の学校とは違う環境で初対面の人ばかりの中で、積極的に取り組む中学生の姿がありました。
この体験会の中では、学生自身がデザインシンキングについて学んだ上で、デジタル×クリエイティブのプログラムに主体的に取り組めるよう企画し、青年会議所と共同のもと実施しました。今回は、体験会の様子を簡単に紹介したいと思います。
自分たちのまち”島原”の魅力を再発見し、地元に対する愛着をもち、地域の活性化や人口流出の課題に主体的に取り組む力を育むことを目的に、今回はプログラム実施を行いました。
講義では「STEAM教育とは何か」という講義や、これからの時代に求められる(必要となる)スキルや人物像を学び、その後のワークショップでは、前半の講義で学んだ考え方を用いて、自分たちの街の魅力のどのようなことを伝えたいのか、どのように伝えることが効果的な方法なのかを考えて実践するワークショップも開催しました。
参加学生の全員が各自の端末でグラフィックデザインツールを使用できるように設定をし、自分が思う地域の魅力を伝える写真を各自用意。また、チームになって地域魅力発信のためのクリエイティブ作りに取り組みました。
体験会の後半では、青年会議所の方々の協力もあり、学生たちがデザインしたポスターを実際に目の前で印刷し、自分たちの考えたポスターが出来上がったときには、感動の声が上がりました。
応募した中学生たちは、初対面のメンバーと意見を言い合い、議論し、自分たちの街の魅力や課題を考える機会になりました。
STEAMプログラムを通じて地域の魅力を考える機会、地域の課題を考え解決に向け取り組む活動を考えていらっしゃる教育関係者や地域創生関係の方はぜひお問い合わせください。
自分たちで考えたものを、アウトプットとしてカタチにしていき実際に手にすると喜びも格別!とても盛り上がる体験会となりました。
STEAMの要素を組み合わせた授業展開ができるようになる「STEAM教員研修」もSTEAM JAPANではご提供しています。ご興味のある方は、下記からお問合せください。
また、STEAM JAPANではSTEAM教育を実際に実施している先生方を今後インタビューし取り上げていく予定です。我こそは、「創り出す学び」を実施している!という先生や、この先生が実施しているなどの情報(エリア問わず・自薦他薦問わず)もぜひこちらも問い合わせページよりご連絡ください。
【その他アワード情報】
「つくり出す学び」の第一歩にもなるかも?!ただいま、10代のデジタルエチケット キャッチコピーアワード(主催:CODA、後援:経産省、監修:STEAM JAPAN )を開催中です!ぜひ、教育関係者の方は、こちらもチェックしてみてください!(学校単位でなくても、個人でも参加可能です。保護者の方もぜひ♪)
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CODA キャッチコピーに関する記事:https://steam-japan.com/news/8593/
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