STEAM JAPAN編集部 体験レポート!

実際に「xTool D1」をDOHSCHOOLで使用されていますか?

久木田氏
すでに「xTool D1」を使ってさまざまな作品を作っています。例えば、「木を曲げることはできないのか」と素朴な疑問から、素材としての木の特徴を自ら調べて、レーザーカッターの様々な切り方を考え、試行錯誤し、”曲げられる木片”の作成に成功した子がいます。

それだけでなく、その”曲げられる木片”を使って、別の新たな作品を創作する別の子もいて、色々な影響が生まれます。子どもの想像力は大人たちを越えています。何がきっかけで、子どもたちの興味・関心に響くかはわからないので、この空間には、さまざまな”遊びの罠”をつくっています。

自分が作りたいものの部品・材料を自分で考えて作るために、レーザーカッターのような機械を使いこなせるようになることは、とても大事です。原理や法則はを理解するためには、理科や算数など知識は必要不可欠なので、学校の学びもとても大切です。

この教室で学校の学びを、ものづくりを通して体験し、実生活と繋げて考えることができる。自己表現のために、実社会において自分にとって何が必要かを感じられたら面白いと思います。

教育環境は目まぐるしく変化しています。

久木田氏
DOHSCHOOLを、学ぶ楽しさを知る場所にしたいと思っています。私は昔からドイツで生まれたバウハウスの考え方を大事にしていて、デザインを学ぶことも重要だと思っています。教室という空間を作り出す上で、子どもたちが安心できる色や香りなど、さまざまな場所に五感で感じられる仕掛けを作っていきたいです。

森の中の自然環境と同じ様に、テクノロジーとデザインが混ざり合う環境にいると、さまざまなヒントが子どもたちの興味を刺激します。
「子どもだから」ではなくて、一人の人間として、一人の作品を作るアーティスト同士で対話することを意識しています。

菊池氏
この空間に、デジタルとアナログが両方存在しているのが、とても面白いですし、何が子どものヒントになるかわからない。

もっと自由な発想で何かを作り出すことを繰り返すことが重要です。
Makeblockの本社がある中国・深センの人々はエネルギッシュで、好奇心の塊のような人々がたくさんいます。

世界中でさまざまなことがスピーディーに進んでいる。「xTool D1」が、子どもたちの好奇心を引き出す、きっかけになれば嬉しいです。

最後にこちらのレーザー加工機のクラウドファンディングに関しての情報

2021年10月15日より、GREEN FUNDINGにて、誰もが簡単に使える高性能なレーザー加工機「xTool D1」のクラウドファンディングを開始されています。

■クラウドファンディング概要
クラウドファンディングサイト:GREEN FUNDING
プロジェクトサイト:https://greenfunding.jp/lab/projects/5287
実施期間:2021年10月15日〜2021年11月30日

関連サイト

PRTimes:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000049301.html

ハツメイカー研究所:https://www.hatsumaker.com/about/

DOHSCHOOL :https://dphschool.com

Makeblock Japan 菊池様関連記事:https://steam-japan.com/report/6011/

STEAM JAPAN AWARD:https://steam-japan.com/award/

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